恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第324回

【心理学】「聞き上手の方がモテる」は誤解だった!?

2017.03.13 MON

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「話し手」は「聞き手」よりも好感を得やすいことが判明した。聞き上手ばかりが得するわけではない!?
写真提供:マハロ / PIXTA(ピクスタ)
男のくせにペチャクチャと口数が多いのはみっともない、という風潮がある。しかし、持って生まれた性分もあるし、何より本気で落としたい異性の前では、つい張り切ってしゃべりすぎてしまうものだ。

寡黙でどっしりと構えていた方が女性ウケはいいのかもしれないが、かといってせっかくのチャンスを逃したくない心理もある。いったいどうすればいいのだろう? 心理学者の内藤誼人先生に聞いてみた。

「おしゃべりな男性が不利というのは、実は誤解です。むしろ聞き手より話し手の方が、相手から好意をもたれやすいことが、心理学的な調査で明らかになっているんですよ」

内藤先生によれば、これは次のようなデータに裏付けられているという。

「イリノイ州立大学の心理学者スーザン・スプレッチャー氏が、118名の大学生男女を対象に次のような調査を行っているんです。スプレッチャー氏はまず、集めた被験者をペアにして、12分間の雑談タイムを設けました。この際、ランダムに聞き手と話し手の役割を割り振り、自分の行きたい場所や将来の夢など、様々な話題でトークさせます。その上で互いの好感度を集計したところ、聞き役にまわった人のほうが、相手を高く評価する傾向が如実に表れたそうなのです」

これはちょっと意外なデータだが、人はよく知っている相手ほど好感を抱きやすいためだと内藤先生は解説する。

「一方的に相手のことを聞いているうちに、相手の情報に詳しくなり、親密になれたように錯覚するわけです。逆に話し手の方は、自分ばかり話していたため、当然相手のことをよく知らないので好意を感じにくくなります」

もちろん、相手の興味からかけ離れた内容ばかりであったり、あまりまくし立てすぎたりすると逆効果だろうが、少なくともしゃべりすぎを極端に恐れる必要はないわけだ。次のデートに備え、頭の片隅に入れておこう。
(友清 哲)

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