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「荒れる成人式」でリーゼント男一喝の佐世保市長が男上げる

2010.01.13 WED

噂のネット事件簿


佐世保市長が公開している月別の「交際費」。各月をクリックすれば内訳を見ることが可能 ※この画像はスクリーンショットです
もはや年初の恒例行事となった感のある「荒れる成人式」だが、今年も新成人が各所で大暴れし、ネット上ではこれまた恒例行事の「嘲笑大会」が開催された。

今年、口火を切ったのは長崎県佐世保市の成人式で、リーゼントの金髪男を中心とした約20人の集団が市長を扇子で叩こうとしたり、野次を飛ばした挙句に市長から「社会というのは厳しいものだ。ルールを守れるようになりなさい!」と怒られた。その発言を後押しする別の新成人が拍手をし、彼らは退出。その際の捨てゼリフが「今日がこういうことをやれる最後の日。明日からはまじめに働く」だったことから、2ちゃんねるでは、

「いつからでもまじめにできるのが真の大人」
「こういうことをやらなくなる最初の日だろうが成人式なんだから」
「普通は中学卒業する時に言う言葉なのに(´・ω・`) 」

といったツッコミがあがった。

すっかり悪い意味でネット上の人気者になってしまった佐世保のリーゼント男だが、一方で男を上げたのが毅然とした態度で注意をした佐世保市の朝長(ともなが)則男市長だ。同市公式HPには朝長市長によるメッセージも掲載されており、時にはプロ野球入りが決定した地元選手への応援のひとことを書いたり、北朝鮮による核実験に抗議している。また、交際費の内訳を公開するコーナーもあり、市長の人柄を知ることができる。

その他、今年のネット上で大きく取り上げられたのが「福井県福井市で飲酒して大騒ぎした新成人、会場に入れず市職員に体当たりをしたり、工事用三角コーンを投げつけ逮捕」などである。2ちゃんねるでは嘲笑の声が多数あがり、「毎年恒例の成人式のDQNの件だけど」(引用者注:DQN≒バカ)というスレッドさえ立つ始末だった。

ネットでの話題やテレビの報道を見ていると「暴れる新成人」だらけになったかのように思えてしまう「成人式」だが、朝日新聞は「最近の新成人はまじめ? 式典出席率は上昇傾向 名古屋」の見出しで、実は成人式の出席者が1990年代よりも上昇していることを報じている。佐世保市でも、場を乱す者を一喝した市長に拍手を送るまっとうな成人もたくさんいたわけで、「荒れる成人式」はごく一部の例であることを覚えておきたい。

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