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2ちゃんねる管理人 ついに賠償金回収される

2010.02.24 WED

噂のネット事件簿


弁護士事務所HP内の「回収成功」を報告するコラム。同様の訴訟が続けば、2ちゃんねるも危うい? ※この画像はスクリーンショットです
新潟県の法律事務所が、2ちゃんねるに対する損害賠償金の取り立てに成功したことを事務所HPで報告し、話題となっている。

取り立てに成功したのは新潟県新潟市に事務所を置く「新潟合同法律事務所」の齋藤裕弁護士。HP内の「2ちゃんねるに対する損害賠償金を回収!」というコラムは「この度『2ちゃんねる』に対する損害賠償金の取り立てに成功したのでご報告いたします」から始まり、2ちゃんねるについて
「数多くの名誉棄損的書き込みがなされ」
「管理人に対しても多くの人が訴訟を起こし」
「損害賠償を命ずる判決が言い渡されています」
「泣き寝入りをさせられてきました」
とばっさり断罪。

そして齋藤弁護士は、2ちゃんねるの書き込みを書籍化した出版社に支払いをもとめ、印税が支払われているA社を追及。東京地裁が、A社は名目上印税債権を持っているものの、実際に印税債権を持っているのは2ちゃんねるの管理人あると認定したため、出版社(=2ちゃんねるの管理人)が印税を齋藤弁護士側に払うという形で損害賠償金の回収に成功したのである。

これまで2ちゃんねるの管理人「ひろゆき」こと西村博之氏は多数の民事訴訟で敗訴し、多額の賠償金を抱えていた。しかし、かつて西村氏は
「同時に裁判が行われることがあり、全部に出席することがそもそも不可能だが、欠席すると自動的に敗訴になり、賠償金支払い命令が出るのが現在の民事訴訟法の問題」
と述べたうえで、
「賠償金に関しては支払わなくても刑事罰が発生したりすることはありません。これも変なルールだなぁと思うものの、ルールの上で決まった結果に対して、ルールの上で認められた行為をしてるわけです」
と述べ、賠償金の支払いを拒んできた。

しかし今回、「ダミー会社の追及」という形で齋藤弁護士が賠償金の回収に成功したことにより、西村氏の「支払い完全無視戦術」はもろくも崩れ去った。この件について西村氏はコメントを発表していないが、今後同様の訴訟が相次ぐ可能性もあり、ことの次第によっては2ちゃんねる本体にも影響を与えかねないだけに、ネット住民の注目が集まっている。

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