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学校貸し出しのパソコンに遠隔盗撮機能搭載で裁判沙汰!?

2010.02.26 FRI

噂のネット事件簿


生徒たちは現在、カメラ部分にテープを貼り撮影できないようにしてノートパソコンを使っているそうだ ※この画像はスクリーンショットです
アメリカ・ペンシルベニア州の高校が、遠隔操作で撮影可能なウェブカメラを搭載したノートパソコンを生徒に貸し出していたことが発覚し、話題となっている。

この妙な出来事は、ある教師が特定の生徒に対して「家庭での不適切な言動」について注意したことがきっかけで発覚した。その教師は「不適切な言動」の証拠として、生徒の自宅での姿を収めた画像を示した。ところが、なんとその画像は学校が貸し出したノートパソコンを遠隔操作して撮影されたものだったのだ。つまり、そのパソコンは生徒指導のために送り込まれたスパイだった・・・というわけなのだ。

この事実を知った生徒の両親は、プライバシーを侵害したとして学校を提訴。すると、学校はノートパソコンに遠隔操作で撮影できる機能を、生徒たちに隠して搭載していたことをあっさり認めた。しかし、その機能は、盗まれたり紛失したりして、行方不明になったパソコンに対してしか使われておらず、決して生徒を監視するためには使われていなかったとも主張している。

「その生徒が持っていたパソコンが行方不明となっていたもので、その行方を調べるためにカメラを遠隔操作したら、たまたまその生徒の良からぬ言動が撮影された・・・」なんていう可能性を考えれば、確かに学校側の主張も納得できないことはない。とはいっても、貸し出されたパソコンに使い方次第で簡単に盗撮が可能となってしまう機能が搭載されていたことは、とんでもなく気持ちの悪いことである。実際にこのケースでは生徒の家庭での姿が撮影されてしまったわけで、プライバシーの侵害といわれても仕方ないような気もする。

学校側による盗撮まがいの監視行為は当然問題視されるべきだろうが、その一方で日本の学校裏サイトなどでは、わざわざ自分の裸の画像を公開するような生徒がいると問題になっている。プライバシーについての考え方がなんとも複雑怪奇になってしまったようだ。

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