民主党、自民党ともに全国展開中

ボクらも政治家になれる!? 「政治家養成スクール」とは

2010.03.04 THU



写真提供/民主党 東京都総支部連合会
「政治家になって日本を変える!」。寝言は寝ていえ? いやいや近年、各政党が政治家養成スクールを開いているのだとか。ココで学べば、私も政治家になれる!? ということで、まずは「民主党大学東京」を調査!

「あなたも政治家になれる可能性はあります。参加者の6~7割がR25世代のビジネスマンで、全体の半分が政治家志望です。すでに修了生から、一人の市長と13人の議員が誕生しています」(民主党大学東京主催の東京都議会議員・小山有彦さん)

費用は年間3万円(合宿費別)。毎月第1土曜日に行われる講義のほか、合宿では街頭演説などの実地研修もあるんだとか。

「目的は、政治家を含む社会のリーダー育成。講師には政治家だけでなく、大学教授や作家の方も招き、自分が直面する問題への解決力を育てようとしています」(同)

民主党でスクールの基礎が作られたのは、2001年。若年層の政治参加、人材発掘のために始めた「リーダーズスクール」が原点だそう。一方、自民党の「TOKYO自民党政経塾」では、リーダーの資質を講義する“一般リーダーコース”と政治家予備軍を育てる“専門政治コース”を展開。関東を中心に全国から参加者が集まり、R25世代が半数以上を占めるという。

だがそこに、『ドキュメント政権交代』の著者・武田一顯さんは厳しい目線を送る。

「もともと、民主党は候補者の幅を広げるため、自民党は二世議員や高齢議員を減らして党に新しい血をめぐらそうと、スクールを始めたのでしょう。しかし、政権交代があってもアメリカやイギリスのように二大政党制が本当の意味で機能しない限り、本気で政治家になりたい人は、ときの与党を選ぶでしょうね。また、政党側も結局は公募よりもつながりのある人材を議員に育てる方がリスクは少ない。ただ、地方議員になる人が出る可能性は高いですよ」

日本の政治を変える道は険しくても、政治を身近に感じるには、手っ取り早い手段なのかもね。
(有馬ゆえ/ノオト)


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