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カンザス州トピカ、市の名前を1カ月間「グーグル」に改名

2010.03.08 MON

噂のネット事件簿


市民からは「うちの街もやっとこれで変わるな」「でかした! 市長」などと、この英断を支持する声も ※この画像はスクリーンショットです
アメリカ中西部に位置するカンザス州の州都トピカが、3月いっぱいまでの1カ月間限定で、市の名称を「グーグル(Google)」と改めることを発表している。

改めて説明するまでもないがこの名称は、グーグル社にあやかって付けられたもの。グーグル社は、アメリカの複数都市を結ぶ超高速ブロードバンド網を構築するプロジェクトを計画中であり、実現すれば現在の通信速度の約100倍に相応する毎秒1GBのデータ転送が可能となる。そのテスト地域に立候補しているトピカ市は、改名によって本格的な誘致への「本気度」をアピールしたい考え。今回の改名における正式名称は「Google, Kansas - the capital city of fiber optics(カンザス州グーグル市-光ファイバーの都)」と、その意気込みを感じさせるものとなっている。

カンザス州の州都ではあるものの、トピカ市の人口はわずか12万人。製造業以外の産業に乏しく、将来有望な若者は大都市へと流れやすい。今回の招致レースへの参戦と改名によって、若年層の流出を抑え、自治体を活性化させようという狙いだ。ただし、同市のバンテン市長は、原住民の言葉で「ジャガイモを掘るのに適した土地」を意味する「トピカ」への愛着と誇りを明言しており、名称の変更は一時的なものに過ぎないとしている。

この前代未聞の改名劇にアメリカ中があ然としていることだろう…と思いきや、ネットユーザーの一部からは「トピカならやりかねないね」と、やけに冷静な意見が。なんとトピカ市には1998年に、ゲームシリーズ「ポケットモンスター」のキャラクター「ピカチュウ」の人気にあやかり、市の名前を1日限定で「トピカチュウ」と改めていた「前科」があったのだ。

高速ブロードバンドのテスト地域は、年内に決定する予定。トピカの熱烈な「逆プロポーズ」は、グーグル社に届くのだろうか。

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