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「日本のWikiは大衆的」に反論

2010.03.17 WED

噂のネット事件簿


これが高評価の「枕投げ」の項目。ルール、事故、条件、意義など多岐にわたって枕投げについて記述されている ※この画像はスクリーンショットです
3月4日にasahi.comに掲載された「悩むウィキペディア 少ない管理人 芸能系ばかり人気」という記事がネットで物議を醸した。人々が反応した部分は「芸能系ばかり人気」の部分である。

同記事では、「日本語版の全閲覧数のうち8割が、アニメやテレビ番組、芸能人など『ポップカルチャー』(大衆文化)のページに集中している。英語版で大衆文化は4割、フランス語で2割足らず。政治や地理などのページの人気が高い他言語に比べて際だっている」とした上で、日本では学術系の項目が薄く、匿名で書き込む人が多いと指摘をしている。

これに対して2ちゃんねるでは反発する意見が多数出た。
「なにか問題でも?」
「違うな。日本人は、本当に重要な情報はウィキペディア以外から探すんだよ」
「Wikiなんて遊びの延長みたいなもんだろw何マジになってんの?www」

その一方で、自虐的な意見もちらほらと出た。
「日本人の民度の低さがよくわかりますね(笑)」
「結論…日本人はアホ」

海外と比較をされ、あたかも「日本語のWikipediaは低俗」と言われたかのように思った人々が反応したわけだが、この議論を進めているなか、枕投げ記事の考察は世界に誇れるレベル」「日本版では競馬関係の項目は世界一と言って良いほど充実してる」と絶賛される項目も登場した。

実際にどの項目が多数閲覧されたかを見てみると、2009年7月、トップページなどWikipedia関係の項目を除くと1位は「新世紀エヴァンゲリオン」で、以下「マイケル・ジャクソン」「日食」「ハリー・ポッターシリーズの登場人物」「新世紀エヴァンゲリオンの登場人物」、「長坂哲夫」「使徒 (新世紀エヴァンゲリオン)」「嵐 (ジャニーズ)」「ONE PIECE」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破がトップ10となった。

他にも上位に来たのは「AV女優一覧」「けいおん!」「涼宮ハルヒの憂鬱」「野久保直樹」など、エンタテインメント関連が強い。グーグル検索急上昇ワードやYahoo!検索急上昇ワードを見てもわかるように、日本のウェブ界はポップカルチャーが強いわけで、2ちゃんねるの「学術系の少ないことを嘆くのはわかるが、ポップカルチャーに集中していることは嘆くことはないんじゃね?」の意見のように、「そういうものだ」と割り切ってもいいのかもしれない。

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