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仏の画像修正個所表示化でAVの未来心配する声

2010.06.03 THU

噂のネット事件簿


女性のオリジナルの写真(右)と加工済みの写真(左)、「タングステン」で加工済みの写真を解析した結果(中央)。明らかに胸が大きく加工されているのがわかる。 修正を見抜くソフト開発とは、歴史的にも、名画と贋作を見分ける審美眼が重要とされてきたお国柄なのだろうか ※この画像はスクリーンショットです
フランスのIT技術団体「eXo maKina」は5月26日、パリの国会議事堂で、写真への加工を発見するソフト「タングステン」を発表した。タングステンを使用すると、画像のどの部分に加工修正が行われたのかを分析し、その結果を表示することができるという。たとえばどこかの女優の画像をこのソフトで解析すると、アゴのラインやバスト部分に修正がおこなわれた跡がわかるかも…といった具合だ。

フランスでは2009年9月に、広告やファッション写真などに使われているデジタル加工した人物写真に「ただし書き」を義務付ける法案が提出されている。提出した議員によると、加工された写真の身体イメージは「実在しない場合が多いのに、それが現実のものであると人々に信じさせてしまう」ものであり、「法案の目的は、ゆがめられた真実を正し、国民の健康を向上させるとともに消費者を保護することにある」とのこと。同ソフトの発表は、この法案のすり抜けを監視するためではないかと勘繰りたくなるようなタイミングである。

一方、日本のネット界では、同ソフトの発表について「日本で導入するとグラビア業界とAV業界が崩壊するだろうな」「日本でやったらAvのパケ写(編集部注:パッケージ写真)が全滅しちゃう」(以上2ちゃんねるより)、とAVのパッケージ写真についての意見が多数みられた。ネットユーザーの間では、出回っている画像のほとんどは修正がしてあるという暗黙の了解があるようだ。

「日本でも導入しろ面白すぎる」と、修正前後の画像を比較して楽しむツールとして同ソフトを位置づけるユーザーもいるものの、「誰が得すんだよ」「夢を見させることの何が悪いのか」(以上2ちゃんねる)、「Hビデオの作り込みすぎなパケ写がこれで無くなるのか。それはそれで悲しい」(ツイッター)などというコメントも投稿されるなど、日本のネットユーザーたちは、複雑な心境をつぶやいている。

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