今度の参院選にも続々と出馬…

“一芸就職(?)”の成果は? スポーツ議員の業績をおさらい

2010.06.17 THU



写真提供/時事通信社
目前に迫った参院選に関心が高まっているが、参院選といえばタレントやスポーツ選手出身候補が多く出馬することで話題となるのが通例。今回の選挙でも巨人の元監督、堀内恒夫氏や、やはり巨人元選手の中畑清氏、石井浩郎氏などが出馬を表明。目玉は、五輪金メダリストの谷亮子氏だろう。早くも選挙後の内閣改造でスポーツ担当相として入閣するという見方まで出ている。そもそもどうして参院選には元スポーツ選手など有名人が多く出馬するのか。政治評論家の浅川博忠氏はこう指摘する。

「参院選では全国区の比例区が採用されているためです。衆院選でも比例区はありますが、全国を11ブロックに分けるタイプのもの。参院選の比例区は全国区ですから、全国的な知名度を持つ候補者でなければ、なかなか当選できないのです」

では、彼らの政治家としての力量は?

「元スポーツ選手ということで、スポーツ振興に力を注ぐ議員さんが多いのですが、役人のペースに乗せられてしまって、なかなか存在感を発揮できないまま終わるというケースが多いのです」

とはいえ、なかには当選を重ね、自民党副幹事長の要職に就くなどキャリアを積んできたスポーツ選手出身議員もいる。自民党議員で元スピードスケート選手の橋本聖子氏だ。同氏は先のバンクーバー冬季五輪日本選手団団長も務め、アマチュアスポーツに対する国の支えの強化を訴えてきた。また、党内での人望も厚く、福田元首相が総裁選挙に出馬した際、選対本部長も担った。

「橋本さんは、朝の勉強会の出席率が高く、勉強熱心。それが評価されて、先輩議員から、だんだんといいポストを回してもらえるようになってきたのです。ただし今後、現在以上に活躍するためには、スポーツ振興以外にも外交や防衛、経済、財政など政治家として一般的な出世コースとなる専門分野を増やしていくことが重要です」

努力次第では総理大臣だって夢ではない。ヤワラちゃんもガンバレ!!
(星野陽平)


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