緑のカーテン大人気!

ゴーヤは1.6倍、ヘチマは2倍売上「つる性植物」が品薄状態に

2011.05.27 FRI

夏に向けて様々な節電対策に関心が寄せられているが、なかでも最近よく耳にするのが「緑のカーテン」という言葉。住宅の窓を覆うように植物を繁茂させることで太陽光を遮断、室内の温度を下げ、エアコンの消費電力を抑えるというものだ。

植物の種や苗を販売するサカタのタネでは、東京電力が今夏の電力不足を発表した3月25日以降、緑のカーテンに適した「つる性植物」の売り上げが大幅にアップしたという。

「3月25日から4月7日までの売上を見ると、つる性植物の種は前年比131%と大幅にアップしました。また、苗も好調で、横浜にある直営店の売り場ではゴーヤやヘチマなどが飛ぶように売れています。4月16日から1カ月間で、ゴーヤが前年比159%、ヘチマが前年比212%、ヒョウタンが前年比198%となっています」(サカタのタネ広報宣伝部・淡野一郎さん)

現在、市場ではつる性植物の奪い合いが起こっていて、種や苗の品薄状態が続いているとか。想像以上の過熱ぶりだ。特に人気が高い品種やオススメの品種を淡野さんに聞いてみた。

「野菜だとまずゴーヤ。苦み成分があるため害虫がつきにくく、病気にもかかりにくいです。また、育てやすいキュウリも人気です。ただし、べと病やうどんこ病という病気にかかると葉に白い粉がついてボロボロになります。そうなると緑のカーテンどころか破れ傘状態になってしまいますので、耐病性の品種を選んでください。花の場合はアサガオが一般的です。品種は比較的繁茂しやすい『アーリーコール』や西洋アサガオの『ヘンリーブルー』がいいでしょう。ヘンリーブルーは9月頃に咲く青いアサガオで、咲く時期が遅い分、株がよくできるので、緑のカーテンにはすごく適しています」(同)

これから種をまいたり苗を植えたりすれば、残暑が厳しい9月までは葉も株も十分に茂る。緑のカーテンを始めるにはベストタイミングなんだとか。猛暑を省エネで乗り切るためにも、今から種まきを始めてみては?(榎並紀行)

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