2012年、米・中・露・仏・韓に注目

主要国の次世代政治リーダーは誰?

2012.01.19 THU


1月11日現在、ロムニー氏は、共和党予備選で、アイオワ州、ニューハンプシャー州で勝利。共和党の大統領候補指名獲得の可能性が高まっている
写真提供/AFLO
昨年末に逝去した北朝鮮の金正日総書記。三男の正恩氏が跡を継ぐことになり、今後の情勢に世界的注目が集まっている。他にも昨年はアフリカの独裁政権が次々に倒れ、トップが交代した。

そして2012年。今年は多くの先進諸国でもトップ交代の可能性がある。各国情勢を元外務省官僚の天木直人さんに聞いた。

まず、11月に行われるアメリカ合衆国大統領選挙は、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事と現職オバマ大統領の対決になりそうだとか。“オバマ危うし”の報道が目立っているが。

「私はオバマさんが再選を果たすと思いますよ。当選すれば2期目でアメリカは3選禁止。後がないから好きなことをやれる。だから当選したら本懐であるリベラル路線を進めるでしょうね」

お隣の中国や韓国は?

「中国は習近平氏(シー・チンピン)で決定でしょう。韓国は混戦状態で予断を許しませんが、注目されるのは呉世勲(オ・セフン)氏。この人は昨年不出馬宣言をしてはいますが、もし出馬すれば有力だと思います」

3月にはロシア大統領選もあるが、ここはメドベージェフ大統領とプーチン首相のたすき掛け人事となるだけで現在のプーチン体制は続くようだ。

トップ交代による日本への影響も気になる。例えばアメリカだと民主党より経済重視の共和党の方が日本には何かと都合がいい、という考え方もある。

「相手がどうではなく、日本がどう対処するかが重要。オバマさんは民主党ですが、共和党のロムニーさんが当選しても日本への要求は今後も厳しくなると思います」

翻って日本では、毎年のようにトップが交代する回転ドア総理が続く。野田内閣が発足してまだ4カ月半だけど…また1年ももたずに交代、なんて事態はいい加減やめてもらいたいんですけどね。
(江波 駿)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト