義援金で大注目のお隣のエリア!

台湾国民のホンネの親日度は

2012.11.29 THU


夜市は、さまざまな屋台が出店する台北観光の目玉のひとつ。連日連夜、お祭りの雰囲気でショッピングや屋台グルメが楽しめる。一番人気は台北の「士林観光夜市」 写真提供/台湾観光局
東日本大震災への義援金が160億円を突破と伝えられる台湾。人口は日本の5分の1弱(約2300万人)に過ぎず、平均年収だって日本の数分の一といわれる台湾が、これほどの手を差し伸べてくれたことには感謝と同時に大きな驚きが……。歴史的経緯もあって親日的な国だといわれているけど、市民レベルの湿度感は実際どうなんだろう?

台湾人女性と結婚し、日台を行き来する生活をしているHさんによると。

「台湾人の姪っ子は日本の女性誌やアイドル雑誌を楽しみに読んでいますし、年配者は相手が日本人だと分かると『日本語通名で呼んでよ』なんて言ってくれる人もいます。日本からの手みやげは、年齢問わず煎餅などの和菓子が喜ばれますね。親日って言葉が適当なのかは分かりませんが、日本人とその文化を好きな台湾人が多いのは肌で感じます」

おぉ、思っていた以上に日本へ好意があふれているようです。では、そんな台湾への日本からの旅行者動向はどうなっているのでしょう?

「昨年10月より羽田からの直行便ができたことなど要因はさまざまですが、実は、日本人旅行者数は、震災後も増えていて3月は昨年比約2%、4月は約9%増となっています」

とは、台湾観光協会東京事務所。いろいろ理由があるとはいえ、震災で自粛ムードが蔓延するなかでの増加はすごいですね。

「義援金への反応も大きくて、『台湾旅行で、現地でできるだけお金を使うことでお礼をさせていただきます』というような内容のお便りを多数いただきました」(台湾観光協会東京事務所)

今回は助けてもらいましたが、いつかはお返ししたいところ。ぼくだって故宮博物院の貴重な所蔵品を見たいし、足つぼマッサージで癒されたいし、小籠包も食べたい……。こんな楽しみとともに、少しはお礼ができるなら、この夏あたりちょっと計画してみようかしらん。
(静浩太/サグレス)

※この記事は2011年05月に取材・掲載した記事です

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