いよいよ1カ月後に開催地決定!

2020年五輪シミュレーション

2013.08.01 THU


新・国立競技場は、来年春以降着工し、2019年のラグビーW杯までには完成予定。現在の国立競技場の姿が見られるのもあとわずか 画像提供/日本スポーツ振興センター
9月8日(日本時間)に予定されている、2020年オリンピックの開催都市決定。「東京がリード」なんて報道もあり、招致成功の夢は広がるばかりだ。では、晴れて東京五輪が決定したら、本番に向けてどんなスケジュールで進むのだろうか。

「まずは5カ月以内に『組織委員会』を設置し、続いて競技会場の建設が始まります」

こう教えてくれたのは、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会戦略広報部の西村亮さん。

「東京五輪ではアスリートの移動負担を軽減すべく、晴海の選手村を中心とした半径8km圏内に主要な競技場を設置する予定です。そのため、水泳やバレーボールの会場など、新たな施設を建設する必要があります」

メインスタジアムもそのひとつ。国立競技場は建て替えのため一時閉鎖し、来春から工事が開始。2019年までに完成予定だ。

「2016年にはボランティアの採用・トレーニングを開始。チケットの販売準備も同時並行で進みます。そして開催前年には本番会場でテストイベント、開催年の2020年には聖火リレーを行い、いよいよ本番です」

他に、交通機関や警備にあたる警察、競技団体との折衝などの調整業務も膨大にあるのだとか。これらすべてをクリアし、開会日の2020年7月24日がやってくるのだ。では、経済への影響はどうなのだろうか? エコノミストの門倉貴史さんに聞いた。

「招致委員会の試算では約2兆9609億円の経済波及効果が見込まれています。メインは本番の2020年ですが、競技会場建設などの需要から、建設業界には早くから好影響がありそう。本番が近付けば、ホテルや旅行などの観光産業が活気づくでしょう」

こうして具体的な話を聞くと期待感が増してくる。ただ、招致に成功しなければ絵に描いたモチ。まずは無事に招致が決まることを祈るのみだ。
(鼠入昌史/Office Ti+)


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