totoはいいけど、海外くじは原則NG!

海外くじ購入代行サイトにご用心

2013.12.05 THU


ギャンブルが法的に認められているイギリス。プレミアリーグでも毎節、ブックメーカー主催のサッカーギャンブルが行われている 画像提供/ロイター/アフロ
先日、サッカーくじ(toto)の運営元である日本スポーツ振興センターが、海外リーグを対象として広げたくじを販売すると発表。ドイツ・ブンデスリーガ、イングランド・プレミアリーグなどの複数の試合が対象になるという。海外の宝くじを日本で購入することは法律で禁じられているが、10月にスポーツ振興投票法が改正され、海外リーグにまでくじの対象を拡大することを許された形だ。個人が代行サイトなどを通じて海外くじを購入することは、依然として違法となる。

「そもそも富くじの販売・取次・購入は刑法187条によって禁じられています。日本国内で購入が認められているのは『当せん金付証票法』などの法律によって特別に許可されたもののみで、海外くじは対象外。違法な富くじの購入で摘発されると20万円以下の罰金または科料に処されます」(アディーレ法律事務所・岩沙好幸氏)

では、直接自分が購入するのではなく、海外旅行に行く友人に頼んで買ってきてもらうケースはどうだろうか?

「これも違法な富くじの授受行為ということで、罰せられる可能性があり、購入代行サイトなどからの購入もこれに当たります。どちらのケースも把握が難しく、事実上取り締まりは困難ですが、厳密にいえばアウトです」(同)

また代行サイトを利用すると、詐欺に遭う危険性も高い。実際には購入せず、代金だけを振り込ませる悪質なケースも増えている。

「詐欺に遭っても、犯人が海外にいる場合は、泣き寝入りするしかないのが実情です。犯人が特定できていれば、現地の裁判所に損害賠償請求を申し立てることもできますが、現実的ではありません」(同)

本人が現地に赴いて買い、現地で換金する。それが、海外宝くじを合法的に購入する唯一の方法だ。いかにも「合法」を装った代行サイトには、くれぐれもご用心を。
(榎並紀行/やじろべえ)


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