安全運転は車両にも注意!?

6月は不正改造車排除の強化月間!

2014.06.02 MON


「不正改造車」と聞いて、こんなクルマばかりを想像してしまった人は、気づかぬうちに愛車を不正改造してしまっている可能性も!? 一度点検してみた方がいいかも!
みなさんは“クルマの事故”というと、どんなものを想像しますか? 居眠りや飲酒、信号無視など、多くはドライバー自身が原因となって起こるものと考えがちではないでしょうか? しかし! 実は車両そのものも、正しく整備しておかないと、予想外の凶器になってしまうこともあるのです!

6月は、そうした車両の危険な改造を特に厳しく取り締まる「不正改造車排除強化月間」。街頭での検査はもちろん、各種啓発活動や、改造車相談窓口など、危険な不正改造車を排除するための取り組みが毎年行われています。

「不正改造車」とは、暴走族が乗っているような派手な改造車だけではありません。もちろん、基準外のウイングの取り付けや、車体幅から突出したタイヤやホイール、他にも騒音公害の原因となるマフラーの切断や取り外しなど、見た目にもわかりやすい不正改造はあるものの、一般ドライバーが、その違法性を意識せずに愛車を改造してしまっているケースも数多くあるのです!

たとえば、「不適切なランプ類の取り付け」。ウインカー(方向指示器)は橙色、フォグランプは白色か淡黄色、ブレーキランプは赤色といったように、ランプ類の色はそれぞれ使用すべき色が決まっており、これと異なるカバーやランプの球を取り付けると、不正改造とみなされます。確かにドライバーは、他のクルマの次の動きを、ランプによる合図を見て予測しますよね。これがクルマによってバラバラだったら、誤認による事故が起こりかねません。さらに「着色フィルムの取り付け」。フロントガラス、運転者席や助手席の窓ガラスに着色フィルム等の貼付(可視光線透過率70%未満のもの)を行うと、こちらも不正改造になってしまいます。これらは、ユーザーが気軽な愛車のカスタムのつもりで、違法性の認識がないまま、自動車部品の交換や取り付け・取り外しを行ってしまっている場合が多いそう。しかし、前者は他のドライバーに誤認を与え、後者はドライバーの死角が増えるなど、どちらも重大な事故につながる恐れがある危険な改造とみなされてしまいます!

ちなみに、街頭検査などでこうした不正改造を指摘されてしまった場合は、自動車の使用者に対して、保安基準に適合させるよう整備命令が発令されます。整備命令を発令された使用者は、15日以内に必要な整備を行い、保安基準に適合していることの確認を受けなければなりません。もし、整備命令に従わない場合は、そのクルマに一定期間の使用停止処分が科せられることに。使用停止期間満了後、なおも保安基準に達していないと見なされた場合は、保安基準に適合するまで、クルマの使用が禁止され、この処分に違反すると、6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金が科されます。

うーん、故意・過失に関わらず、指摘されてしまった不正改造には重い罰が待っているようです。これまで改造の違法性を意識したことのなかった人は、一度愛車をしっかりとチェックしてみる必要があるかもしれませんよ!

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