苦労知らずの二世に庶民の気持ちはわからない!

日本の政治家に足りないこと1位は

2014.12.31 WED

世論調査


今回の総選挙では、投票日当日の天気が悪いエリアもあった。「明るい選挙推進協会」によると、投票所までの距離が遠いほど、選挙に行かなくなる傾向があるという 画像提供/enterFrame / PIXTA(ピクスタ)
先日、2年ぶりに行われた衆議院議員選挙。小選挙区の投票率は戦後最低だった前回を下回る52.66%と最低記録を更新してしまった。有権者へのインタビューなどで、「投票したい政治家がいない」という声もよく聞かれる。では、みなさんはどんな政治家を求めているのか?「日本の政治家に足りないと思うこと」を、20~30代の働く男性200人にアンケート調査した。

〈日本の政治家に「足りない」と思うことTOP10〉
(1~3位を選択してもらい、1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計。協力/アイリサーチ)
1位 庶民感覚 180pt
2位 お金(家計)で苦労した経験 170 pt
3位 私利私欲に走らない清廉さ 146pt
4位 実行力/行動力 115pt
5位 会社勤めで苦労した経験 101pt
6位 謙虚さ 84pt
6位 カリスマ性 84pt
8位 (他人への)思いやり 73pt
9位 将来のビジョンを描き出す力 57pt
10位 戦争の経験 38pt

お金にまつわる感覚のズレがTOP3に。それぞれが「足りない!」と思う理由について、アツイ声が寄せられた。

【1位 庶民感覚】
「政策が一般庶民の生活を向上させていないことが分かっていない」(36歳)
「庶民の生活のゆとりの無さを全然分かってないと思うから」(33歳)
「大名気取りで庶民を見ていると感じるので」(34歳)
「金銭感覚などが違うと思う」(31歳)
「いつも庶民の意見を吸い上げない」(29歳)

【2位 お金(家計)で苦労した経験】
「一般人の生活をしてみて体験してほしい」(39歳)
「苦労が足りないから想像力が足りないと感じる」(33歳)
「あまりにも考えが偏っているから」(25歳)
「言っても二世議員がおおいので」(35歳)
「自分たちは消費税が少し上がったくらいでは痛くもかゆくもないだろうが、市民にとっては大きな痛手になり消費が冷え込むことをまったく理解していない。しかも、そんな中自分たちの給料だけはしっかりもらってしかも上げてる。あきれてモノも言えない」(27歳)

【3位 私利私欲に走らない清廉さ】
「余計なお金をあげなきゃもっと責任感が出てくる」(24歳)
「イメージで、国民のためというよりも自分のためという感じの人が多い気がする」(36歳)
「金の問題が多すぎる」(28歳)
「最近の不祥事を見ていると」(27歳)


【4位 実行力/行動力】
「何事も遅い気がするから」(38歳)
「派閥や一部の意見に右往左往して大したことは何もできない」(32歳)
「公約では良い事を言うが、全く実行する気配がないことです」(35歳)
「力がない。カリスマ性とは違う、国民を導いていく力が必要」(33歳)
「選挙の票を得るためだけに頑張っている」(37歳)

【5位 会社勤めで苦労した経験】
「民間企業の厳しさが分からなそうだから」(39歳)
「仕事中寝るとか民間では考えられない」(30歳)
「サラリーマンの目線に立った改革がなされていないから」(35歳)
「ぼっちゃんだらけなので」(34歳)
「一度は社会に出てほしい」(32歳)

6~10位までで、目立ったコメントは以下の通り。
【6位 謙虚さ】「当選までいろいろと大変なのはわかるが、当選した途端に、当選させてくれた人々の顔が見えなくなるから」(26歳)
【6位 カリスマ性】「人間の性能としては、そこそこ良い部類の人たちのような気はするが、思わず引き込まれてしまうような魅力は感じないから」(38歳)
【9位 将来のビジョンを描き出す力】「誰でも同じに思えてしまう」(27歳)
【10位 戦争の経験】「やっぱりこれが今の若者には足りないと思う」(25歳)

みなさん、かなり日本の政治家に不満がある模様。ただ、今回の選挙で、20代の投票率は世代別で最低の37.89%、30代の投票率も50.10%と2番目に低かった。確かに投票したくなる政治家はなかなかいないかもしれないが、消去法でも投票することが一番の意思表示。次回の選挙では、ぜひアツイ思いを込めて投票しよう。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト