マイナンバーで生活はどう変わる?

マイナンバー「個人番号カード」ってどんなもの?

2015.08.16 SUN


今年10月に番号が通知され、来年1月から運用されるマイナンバー。制度開始により、社会保障や税金、災害対策などの事務手続きが効率的に行われることが期待されています。

個人に割り当てられる12桁のマイナンバーが記載されているのが「個人番号カード」。これは、いったいどのようなカードなのでしょうか? 内閣府大臣官房番号制度担当室の服部美帆さんに聞きました。

●身分証明書としても使える個人番号カード
氏名や住所などの個人情報も記載されている個人番号カード。そのため、行政手続きの際だけでなく、“身分証明書”としても使えるようです。

「氏名や住所のほか、生年月日、性別、顔写真が表面に、マイナンバーが裏面に記載されているICチップ付きのカードです。免許証やパスポートなどと同じく、公的な身分証明書としてもお使いいただけます」

番号の通知はまもなくスタートしますが、どのような形で申請、カードの受け渡しが行われるのでしょうか?

「今年10月に通知書類が送られてくる際、個人番号カードの申請書も同封されていますので、そちらに必要事項を記載頂き、顔写真を貼付し、返信用封筒に入れて市町村に申請していただきます。もしくは、スマートフォンで顔写真を撮影し、オンラインでも申請できるようになります。ちなみに、15歳未満の子どもの個人番号カードは、親御さんに申請していただくかたちになります」(服部さん、以下同)

なお、カードの交付は来年の1月以降。手元に届いてから身分証明書として利用できるとのこと。また、個人番号カードの有効期限は、20歳以上で10年、20歳未満は5年となります。

●個人番号カードでもっと便利に
これまで、写真付きの身分証明書を求められた場合、ほとんどは免許証かパスポートの二択でしたが、来年からはそこに個人番号カードも追加されます。

では、具体的にはどんなシーンで利用できるのでしょうか?

「図書館カードや印鑑登録証など、各自治体が条例で定めるサービスにも利用できます。また、確定申告の際に利用できる電子申請『e-Tax』で使える電子証明書も個人番号カードに搭載されるほか、コンビニで住民票などの証明書が取得できるようになります。公的な身分証明書としてレンタルショップなどへの入会手続きの際にも利用して頂けますが、マイナンバーが書かれている裏面はコピーを取られないよう注意が必要です」

将来的には、引っ越しで必要な手続き、例えば電気、ガス、水道などへの届け出がワンストップで出来るよう検討されているとのこと。適切な運用がなされ、利便性が高まっていくことを期待したいものです。
(構成・文:末吉陽子/やじろべえ)

記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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