社会人男女200人が政治報道に物申す!

もっと別の議論を…騒ぐまでもない「政治家批判」は?

2016.04.19 TUE

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ちなみに、今回最下位だったのは「やや物見遊山的な視察旅行や外遊」。税金が無駄遣いされていると思うと…ということなのだろう 写真:YB1998 / PIXTA(ピクスタ)
今夏の参議院選挙をにらみ、地方選挙が一層注目されるなど、政局はピリピリムードになってきた。報道が過熱していくにつれ、汚職などの問題が追及されることが増えるだろう。一方で政治とは直接関係の薄い“私生活”や“些細な失言”も取り沙汰されることが多くなるものだ。

公人としての資質を問う声は必要だが、「そんなことまで報道しなくても…」という政治家批判は確かに存在するように感じられる。そこで、20~30代の男女会社員200人に、「騒ぐまでもない」と感じる政治家批判についてアンケート調査を行った。

■「騒ぐまでもない」と思う政治家批判TOP10
(1~3位まで選んでもらい、1位を3pt、2位を2pt、3位を1ptとして集計。R25調べ・協力/アイリサーチ)

1位 妻(夫)との不和・離婚 218pt
2位 「言葉のあや」でしかないレベルの“失言” 210pt
3位 不倫・愛人の存在 180pt
4位 高級バーや高級料亭を利用すること 90pt
5位 2世、3世であること 82pt
5位 言葉の誤用 82pt
7位 多額の資産を保有していること 58pt
8位 家族(主に子供)の非行・犯罪 50pt
9位 やや感情的な物言いや言葉遣い 48pt
10位 勘違いや記憶違いによる事実誤認 44pt

一般的にも離婚することが増加しているためか、最もプライベートな話題「妻(夫)との不和・離婚」が1位となった。そのほかも私的な事柄が上位にランクインし、より政治に直結する事柄に目を向けるべき、と考える人が多いことが示唆される。なお、各項目には以下のようなコメントが寄せられた。

【1位 妻(夫)との不和・離婚】
「私生活を取り上げる必要性を全く感じないので」(30歳・男性)
「一般的にも離婚が多く、地位のある人だから離婚はしないというわけでないので」(32歳・女性)
「プライベートのことだし、仕事に悪影響が出ないのであれば関係ないことだと思う」(32歳・女性)

【2位 「言葉のあや」でしかないレベルの“失言”】
「発言を一から十まで全体を通してみれば問題はないのに、悪意のある編集によって悪い方向に印象操作されているなと感じることがよくあるから」(28歳・女性)
「後で、間違いでしたと謝ればよいと思う」(32歳・男性)
「そんなことを言っていたらいつまでたっても論議できないから。くだらなすぎるから」(39歳・女性)

【3位 不倫・愛人の存在】
「実際の仕事内容とは関係ないから」(30歳・女性)
「個人の問題だと思う」(33歳・男性)
「国のために立派な仕事をするのなら」(39歳・男性)

【4位 高級バーや高級料亭を利用すること】
「庶民をあおるにはもってこいかもしれないが個人的なことだとも思うし、そういう人が行くためにそういう店があるのでは」(32歳・女性)

【5位 2世、3世であること】
「本人の資質を、見て判断すべき」(31歳・女性)

【5位 言葉の誤用】
「誰にでも間違いはあるから」(30歳・男性)

【7位 多額の資産を保有していること】
「違法なお金でなければ問題ない」(35歳・女性)

【8位 家族(主に子供)の非行・犯罪】
「プライベートな問題だから」(39歳・男性)

【9位 やや感情的な物言いや言葉遣い】
「感じ方の違い」(34歳・女性)

【10位 勘違いや記憶違いによる事実誤認】
「他意がないなら問題ない」(29歳・男性)

やはり最も多かったのは、“政治(本質)と関連がない部分だから”という意見。TPP関連法、選挙制度の見直しなどの審議に加え、熊本の地震対策や復興など、重要な議題が現在も山積み。脇道に逸れるような批判は、できるだけなくなることを期待したいところだ。

(千川 武)

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