お金の使い方に、世間がもっとも注視している!?

「日本の政治家にはここが足りない!」TOP10

2016.05.25 WED

データで読み解く ぶっちゃけ世論調査 > 世論調査


政治家には手厳しい見方が多いのは世の常だけど、有権者の意思表示は一にも二にも選挙。投票にはめんどくさがらずに行っときましょうね。画像協力:Graphs / PIXTA
舛添要一東京都知事の公費の使用方法が連日のように取りざたされているのはご承知の通り。あわせて聞こえてくるのが、政治家の資質に関する様々な論調だ。いったい世間が求める政治家像とはどんなものなのか。そこで、20~30代の働く男性200人にアンケート調査した「日本の政治家に足りないと思うこと」を見ていこう。

●日本の政治家に「足りない」と思うことTOP10
(1~3位を選択してもらい、1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計。R25調べ、協力/アイリサーチ)

1位 庶民感覚 180pt
2位 お金(家計)で苦労した経験 170 pt
3位 私利私欲に走らない清廉さ 146pt
4位 実行力/行動力 115pt
5位 会社勤めで苦労した経験 101pt
6位 謙虚さ 84pt
6位 カリスマ性 84pt
8位 (他人への)思いやり 73pt
9位 将来のビジョンを描き出す力 57pt
10位 戦争の経験 38pt

政治と金にまつわる問題は枚挙に暇がないからか、お金にまつわる感覚のズレがTOP3に。それぞれを選んだ理由やコメントは以下の通り。

【1位 庶民感覚】
「庶民の代表でなければならないから」(39歳)
「支えるのは庶民」(30歳)
「政策が一般庶民の生活を向上させていないことが分かっていない」(36歳)
「庶民の生活のゆとりの無さを全然分かってないと思うから」(33歳)
「大名気取りで庶民を見ていると感じるので」(34歳)
「金銭感覚などが違うと思う」(31歳)
「いつも庶民の意見を吸い上げない」(29歳)

【2位 お金(家計)で苦労した経験】
「坊ちゃんが多すぎ」(38歳)
「一般人の生活をしてみて体験してほしい」(39歳)
「苦労が足りないから想像力が足りないと感じる」(33歳)
「あまりにも考えが偏っているから」(25歳)
「言っても二世議員がおおいので」(35歳)

【3位 私利私欲に走らない清廉さ】
「政治家はみんな、自分のことしか考えていないから」(38歳)
「余計なお金をあげなきゃもっと責任感が出てくる」(24歳)
「イメージで、国民のためというよりも自分のためという感じの人が多い気がする」(36歳)
「金の問題が多すぎる」(28歳)
「最近の不祥事を見ていると」(27歳)

【4位 実行力/行動力】
「マニュフェストを実行できていないから」(28歳)
「何事も遅い気がするから」(38歳)
「口だけで行動に移してないから」(28歳)
「派閥や一部の意見に右往左往して大したことは何もできない」(32歳)
「公約では良い事を言うが、全く実行する気配がないことです」(35歳)
「力がない。カリスマ性とは違う、国民を導いていく力が必要」(33歳)
「選挙の票を得るためだけに頑張っている」(37歳)

【5位 会社勤めで苦労した経験】
「世襲議員が多そうなので」(33歳)
「民間企業の厳しさが分からなそうだから」(39歳)
「仕事中寝るとか民間では考えられない」(30歳)
「サラリーマンの目線に立った改革がなされていないから」(35歳)
「ぼっちゃんだらけなので」(34歳)
「一度は社会に出てほしい」(32歳)

【6位 謙虚さ】
「いつも自分のことばかり考え、国や国民のことを考えていない態度」(36歳)
「当選までいろいろと大変なのはわかるが、当選した途端に、当選させてくれた人々の顔が見えなくなるから」(26歳)

【6位 カリスマ性】
「だれがリーダーになっても一緒な感じがするから」(38歳)
「人間の性能としては、そこそこ良い部類の人たちのような気はするが、思わず引き込まれてしまうような魅力は感じないから」(38歳)

【8位 (他人への)思いやり】
「人を思いやる心があれば、弱者を弱める政策をとらないはず」(33歳)
「自分の選挙区しか考えていない」(33歳)

【9位 将来のビジョンを描き出す力】
「目先の事にこだわりすぎているように感じる」(38歳)
「誰でも同じに思えてしまう」(27歳)

【10位 戦争の経験】
「やっぱりこれが今の若者には足りないと思う」(25歳)
「苦労していない」(36歳)

「誰がなっても同じ」といった半ば諦めがちのコメントがチラホラ目立った。夏には参院選も控えている。得票のためのパフォーマンスもさることながら、評価されるのは任期中に何をしたのか、そして当選したら何を実現するのかだ。政治家の方々には、当選後も変わらず世間の厳しい目が注がれていることに、注意を払っていただきたいものだ。
(吉々是良)

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