人材確保で非正規従業員2万人を組合員に

「ディズニーランドも人手不足」に衝撃「夢の国なのに」

2017.03.17 FRI

噂のネット事件簿

「夢の国」にとっても人手不足は悩みのタネ
イラスト提供/jimery / PIXTA(ピクスタ)
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの労働組合が、およそ2万人の非正規従業員を4月1日付けで組合員にすることを発表。“夢の国”と労働組合という不釣り合いな組み合わせが話題になっている。

このニュースは、3月15日付の日本経済新聞が報じたもの。記事によれば、新たに組合員となるのはアルバイト、ショーの出演者や嘱託社員など、全従業員の8割に上り、組合員数は約2900人から一挙に約2万2000人に増えるとのこと。組合員になることにより、待遇改善などの労使交渉の場につくことができるようになる。

テーマパーク界では圧倒的な人気を誇る東京ディズニーリゾートだが、近年では人手不足という問題を抱えている。オリエンタルランドは昨年、希望者を対象に契約社員およそ800人を正社員に転換。今回の組合員化について日経新聞は、「テーマパークで働く従業員の賃金や働き方の待遇改善を進め、人手不足に対応する」と分析している。

多くの企業が人手不足に悩むなか、そういった心配事とは無縁のように思われるディズニーランドまでもが、人手不足に陥っているというニュースに対し、ツイッターには、

「好きを理由にバイト人気高いイメージのオリエンタルランドでさえ人手不足?知らんかったー」
「夢の国で夢にも見なかったような超現実的なことが起きてるのって凄い悲しいね…」
「オリエンタルランドで人手がとかいうなら、どこも人でなんかないんだろう」(原文ママ)

と、驚きの声が登場。

「安心して働ける職場になるといいな」
「やっと待遇改善へ!夢の国なんだからキャストの人達も夢が持てるような待遇を!」
「こういう夢の作り方もあるね。どんどん前例や常識を壊して欲しい」

といった期待の声もあがっている。しかし一方では、

「人手不足なのではなく賃金不足。不足してるのではなく選ばれてないだけ。経営陣は何が不足しているのかよく考えた方がよい」
「オリエンタルランド、時給引き上げや労働改善を目指す・では無くて 開業時の最初からそれはやらなければならないことでしょう」
「キャストを組合員に変えても給与が変わらなければ意味がないだろう」

など、なぜ人手が不足するかについて原因究明を求めるコメントも寄せられている。「夢の国」をうたうディズニーランドだが、その裏では現実的な問題に直面しているようだ。
(金子則男)

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