架空請求サギの最新実態

いまだ減らない架空請求最新手口に気をつけろ!

2004.07.15 THU

ある日突然、身に覚えのない出会い系サイトやアダルトサイトの料金を請求されたら人間はどう反応するか。まずビックリしちゃうんである。あたりまえのようだが、これ実はけっこう重要。ビックリする=軽いパニックに陥ってしまうと、ふだんやらないようなミスも犯しがち。架空請求詐欺を仕掛ける側は、そんな隙を巧妙に攻めるのだ。

エラそうに書いてるが、実は先日そのテの電話がついにかかってきて、正直アセった。いきなりケータイで「関東◯◯会の××っちゅうモンじゃけど」から会話スタート。あの雑誌のあの記事になんかマズイ点でも…とか勝手に妄想が脳裏を渦巻く。恐る恐る「あのう、それでご用件は」ときくと「出会い系サイトの使用料が未払いになってますよゴルァ」的なことをおっしゃる。そこでようやく「ああ、これが有名な架空請求か」と気づいた。

国民生活センターに寄せられる相談のうち、架空請求詐欺に関するものは増加の一途。出会い系やアダルト系などに加え、音楽などの違法ファイル交換の著作権料を請求するものや、なぜか特許の使用料を支払えというもの(法人用か?)など多様化していて、年金未納を謳うものも増えている。債権回収業者名義が主流だが、弁護士の名前を騙るケースもある。メール、電話、はがき、メール便など、手法も多岐にわたる。

相手は1通でも多く架空の請求書を送り「家族の誰かが利用した?」「2~3万円ならトラブルに巻き込まれるよりマシ」と思った人に送金させるのが目的。警視庁によると、最善の対処法は、とにかく無視すること。絶対に自分から連絡をとらない。もし連絡してしまっても、さらなる個人情報を相手に与えないのが鉄則だという。

今後もより巧妙に変化していくことが予想される架空請求詐欺。身に覚えがない請求は、まず疑ってかかろう。身に覚えがあったりすると話がややこしくなるが、そういう人はサイトなどの利用規約をしっかり読んで、自己防衛すべし。

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