NPOってどんなことしてるの?

設立は易し、継続は難し――1分でわかる(?)NPO講座

2004.09.09 THU

NPOって最近よく聞かない?脱北者を救援したり、打ち水したり…。ボランティア団体? でも、NPOの仕事だけに打ち込んでいる人もいるよね。どうやって生活してるんだろう? そんな疑問を持ったことのある人は、多いんじゃないかな。

一般的にNPOと呼ばれている団体は、98年にできたNPO法に基づいて法人格を取得したNPO法人のこと。かっこ付で(特定非営利活動法人)なんて記されるから誤解が多いけど“使命実現のためなら”利益をあげてもいいんだ。でも、儲かったお金からボーナス、なんてのは禁止で、次年度以降の事業資金として活用すべし、といったことがNPO法で定められている。

え、やりがいを求めてNPOに転職したい? オーケー。NPO法人の6割が有給スタッフを雇っている。が、残念。数が少ないんだ。平均的なNPO法人の常勤有給スタッフは1、2人。給料も安くて、常勤スタッフの平均年収が118万円、非常勤の平均時給は440円なんだ(*)。

勤めるのが難しいなら、自分でつくる? オーケー。つくるのは簡単さ。そもそもNPO法は、小規模の団体でも簡単に法人格を取れるようにとつくられた法律。これまでの活動実績も、資本金もいらない。書類をそろえて所轄庁に申請、4カ月待ったら晴れてあなたもNPO。NPO法人になったら、毎年度、会計報告書や事業報告書を提出しなければいけないけど、それぐらいは頑張れるよね。難題は、お金。NPOの資金源は、会費、寄付金、助成金や事業収入。でも、NPOの半数は、活動を継続できるだけの収入の見込みが立っていないんだ(**)。法人格を取得するメリットは、信用が高まり、会費・寄付金を募りやすくなったり、行政からの事業受託をしやすくなるといった点。でも、「NPOなのにお金をとるの?」なんて声が多くって、持ち出しの活動になりがちなんだって。

使命感なきところにNPOの活動なし、といったところだね。

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