ワンクリックで数万円

最近急増中の新型架空請求ワンクリ請求の手口とは?

2004.11.11 THU

携帯電話でアダルトサイトに迷い込み、どこかをクリックしてしまったところ、その瞬間「ご入会ありがとうございます」と勝手に入会させられ、数万円もの料金を請求された――。こんな手口の架空請求詐欺、通称“ワンクリック請求”が急増している。警視庁によれば夏ごろから増えはじめ、9、10月は被害相談が数百件に上ったという。

具体的にどういう手口かというと、代表的なのはこんな感じだ。たとえばアダルトサイトを覗いた時に、つい「有名アイドルのY未公開写真」とか書かれてあるのをクリックしたとしよう。すると「以下の通りメールアドレス×××@×××.ne.jpの入会手続きを完了しました」とか「あなたの製造番号を登録しました」と表示され、数万円の利用料金を指定口座に振り込むよう要求。しかも「入金確認できない場合、製造番号をもとに管理部より事務手数料×万円と調査手数料1日×千円、人件費等を追加請求となります」ともっともらしいことまで表示し脅してくるという。

なかでもこの手口のポイントは、製造番号やメルアドといった端末情報を「登録した」といって、利用者の個人情報を特定したかのように匂わせてくることだ。実際、これにビビってお金を支払ってしまう被害者も少なくないというのである。

じゃあ、ワンクリ請求にはどう対応すればいいか。まず知っておかなければならないのは、仮にメルアドや製造番号が漏れたとしても、それだけで氏名や住所といった個人情報までは特定されないという点。したがって向こうが「料金を支払え」と言ってきても無視すればオーケー。逆にこっちから連絡をとって個人情報を教えてしまったら最悪で、そんなことをしたら他業者からさらに巧妙な架空請求が山のように届き始めるので絶対にしないこと。どうしても心配なら「全国消費者生活センター」などに相談する手もあるが、もともと架空の請求なのだから、一切無視するというのがいちばんいい方法なのである。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト