18歳未満に手を出したら御用?

都が淫行処罰規定を施行予定性を法で規制する意味とは

2005.02.24 THU

6月1日から東京都の青少年健全育成条例に淫行処罰規定が追加され、18歳以上の大人と18歳未満の少年少女とのセックスが規制される見込みです。例えばR25男性のあなたが合コンやナンパ、出会い系等で知り合ったU18少女となりゆきでベッドインした場合、逮捕・起訴されることも起こりうるのです(罰則は「2年以下の懲役」又は「100万円以下の罰金」となる予定)。ただし、恋愛関係については処罰対象ではありませんので、現在U18の彼女とマジメなお付き合いをしている方はご安心ください。

これまで都は援助交際に代表される買春行為のみを禁止していたのですが、ここにきて青少年との性交渉までをも処罰対象に含めたのは、いったいなぜなのでしょう?

「大人による青少年への性犯罪を防ぐためと、青少年を性交渉へと誘惑する成人の責任を問うためです」(東京都生活文化局・青少年対策室)。現実に10代の人工中絶数や性感染症患者報告数、性的被害者数が年々増加の一途をたどっているとか。

とはいえ、性を法律で規制する意味ってあるのでしょうか? 若者文化に詳しい社会学者・宮台真司さんにうかがいました。

「89年の『子供権利条約』以降、青少年がセックスする自由は、自己決定権として世界的に認められています。が、それらの国の多くは売買春自体合法でも、青少年の売買春と、年齢差のある大人とのセックスを禁じます。1.大人より交渉力がなく、2.問題解決能力がなく、3.『見習い期間』の自由な試行錯誤が阻害されがちで、青少年の尊厳が脅かされるからです。自己決定権がないのでなく、自己決定権を行使する土台となる尊厳を保護するためという法理なら、年齢差のある大人とのセックス禁止(罰則は大人のみ)に意味があります。懸念されるのは、道徳的見地からの隔離という誤った解釈。必要なのは隔離ではなく、尊厳を確保した上での自由な試行錯誤です」

う、うーん難しい。さて「大人」のあなたのお考えは?

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト