4月から本格施行の「個人情報保護法」

ところで漏れてはいけない「個人情報」ってなんなの?

2005.03.10 THU

いよいよ、この4月から本格的に施行されることとなった「個人情報保護法」。オフィスのレイアウト変更やデスク周りの整理をはじめ、上司や担当部署からあれこれと細かい指示を受け、すでにウンザリきている人もいるかとは思いますが、その一方で「会社が守るべき法律なんだから、俺には関係ないネ!」と呑気に構えている人も、案外多いのではないでしょうか? いやいや。そんなアナタの柴田恭兵ばりな能天気が、とんでもなく“あぶない”事態の引き金となるんですよ!! ということで、ここで今一度「個人情報保護法」の最重要ポイントである「個人情報」の定義を確認しておきましょう。

近ごろ、連日のようにニュースで取り上げられる、企業からの“個人情報”流失事件を見て「要するに個人情報ってのは顧客名簿のことなのね」と思っている人もいるでしょうが、そもそもそこが大きな間違い。個人情報保護法で定義されている“個人情報”とは、単に顧客のものだけでなく、漏えいすることでその個人に迷惑を及ぼす可能性がある「氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それによって当該個人を識別できるものを含む)」(個人情報保護法第2条1項より)全般を指しているんです。

つまり、アナタが持っている名刺や電子メールアドレスのほか、そこから個人が特定できる可能性があれば、その人の顔写真や録音した声なんかも、“個人情報”の内に含まれる、ということ。よく営業活動の一環として、近況報告のメールを関係者一同に向け、送信先のアドレス一覧が丸見えの「Cc」扱いで送っている人がいますが、それがまさに“個人情報”の漏えい行為なんです。もちろん、個人情報保護法の処罰対象は事業者ですが、きっかけを作るのは会社で働くスタッフ全員の意識。我が身を守るためにも、改めて注意すべきことを確認しておいてくださいね。

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