あなたはこのサービスを利用したい?

少子化対策で奈良県が独身男女の「出会い」を支援

2005.03.24 THU

恋人が欲しいけど、肝心の「出会いがない」とお嘆きのあなた。この4月から行政の支援として、お見合いパーティーや、独身男女の交流を目的としたスポーツ&文化的イベントなどの情報を、メルマガで配信するサービスが始まるのをご存じでしたか? といっても、奈良県でのお話なんですけど。

「当県では、少子化対策として結婚・出産・子育てを応援する社会を作る取り組みを行っています。その一環として、独身男女の出会いの場を提供する情報を流そうというわけです」(奈良県こども家庭課子育て支援グループ・担当者)

事実、奈良県の出生率は1.18人(平成15年)で全国ワースト3位と深刻な状況。30代前後の独身の子をもつ親の心配も大きいようで、報道発表後は「親御さんからの問い合わせが大半」とのこと。県が助成する事業だけに、信頼感が高まっているようだが、「結婚相談所的に捉えている方もいますが、あくまでホテル・レストランやスポーツ施設、文化施設といった、民間企業やNPO団体が主催する独身男女の交流イベントの情報を配信するところまで」だそう。

具体的には、メールアドレスを登録した人全員にメールマガジンを配信する形で事業を展開する。ただし3月中旬現在、年齢や居住地をはじめとした登録資格についての詳細は「検討中」とのこと。

当の奈良県在住のR25世代の意見は?

「役所に世話してもらってまで出会いたくない」(24歳・営業)という辛口の意見がある一方で、逆に「行政サービスなので安心感はある」(28歳・販売)という声も。そもそも奈良県には仕事場や遊び場が少ない点を突き、「県内に人を留めておく施策も必要なのでは」(31歳・事務)などといった巨視的なコメントもありました。

しかし、もはや奈良県だけでは済まされない日本の少子化問題。この試みがある程度の成果を上げれば、各地の自治体も追随するかもしれません。その時あなたはこのサービスを利用する?しない?

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