2009年には始まるそうですが…

「参加したくない派」が7割裁判員制度、あなたはどう?

2005.05.26 THU

ある日突然、裁判所から呼出状がやってきたら、それはあなたが「裁判員」の候補に選ばれたがゆえ。指定された日時に裁判所へ出頭し、そこでの審査を経て正式に裁判員と決まれば、担当裁判の全日程に(会社を休んででも)参加する義務が発生します。

「裁判員は、殺人や民家への放火、身代金目的誘拐など重大な刑事事件を担当します。裁判では証拠書類の取り調べのほか、被告人や証人に対して質問をします。そして、被告人が有罪か無罪か、有罪の場合はどのような刑にするか、他の裁判員(全6名)や裁判官(全3名)と一緒に議論・決定することになります」(法務省広報担当)

以上が09年5月までに始まる「裁判員制度」の概要ですが、そもそもご存じでしたか? 2月に内閣府が実施した世論調査によると、20代の約4割がこの制度を知らず、また全体の約7割の方が裁判員制度に「参加したくない」と回答したそうです。これを受けて法務省の対応策をうかがうと、「ただ、参加したくない理由は『有罪・無罪などの判断が難しそうだから』(46.5%)、『人を裁くということをしたくないから』(46.4%)というのが大半です。これはむしろ裁判員として裁判に参加することの意味を、国民のみなさんが真剣に考えていることのあらわれと評価することもできるんです。もちろん参加に積極的ではない方が7割もいるという事実を真摯に受け止め、今後の広報啓発活動を展開していきたいと考えています」と、非常にポジティブなお答えをいただきました。

なかでも中村雅俊(監督・出演)、西村雅彦、加藤夏希といった顔ぶれが出演した裁判員制度の体験ドラマを、国民の参加意識向上に活用していきたいとのこと。

4年以内のスタートに向け、着々と準備が進む裁判員制度。裁判員に選ばれながら、参加を拒否した場合には、ペナルティまで発生することが法律で決まっていますが、もしかして準備ができていないのは、ぼくたちの心ばかり? 

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