香川県の小学校で新しい試み

新教科「キラリ」で“キラリ”と光る個性を!

2005.05.26 THU

国語、算数、理科、社会、キラリ…。これらは僕たちが小学校で習った教科です。懐かしいですね。ん? キラリ? いや、これもれっきとした教科の名前。何でもこの「キラリ」という教科、子どもたち一人一人に自分なりの個性を身につけさせようというのが目標らしい。これまでにないユニークな教科として注目なのだ。

これは文部科学省が行っている「研究開発学校制度」のなかでの話。全国の学校から、現行の学習指導要領にとらわれない、あらゆる学習内容を試してみたいという希望を募り、毎年約20校を、研究開発学校として指定している。研究開発学校として指定を受けると、その学校は約3年間その教科を実践。その成果が新しい教育課程の編成や指導方法を考えていくうえでの、大事な資料となる。平成4年度からスタートした小学校低学年の「生活科」、平成14年度からの「総合的な学習の時間」などもこの成果。

前述の「キラリ」は、香川県の綾南町立陶小学校で、本年度から実施されることが決まった。陶小学校の教員いわく、「現場で子どもたちと接していると、言葉を知らなかったり消極的だったりして、表現する能力が乏しいなと思うことが多々あります。感じる心を耕して、それを自分らしく表現できるような子どもを増やしたいと思い、『キラリ』を提案しました」とのこと。2学期から正式な導入を考えているそうで、まずは音楽、舞台、ミュージカルなどさまざまな芸術を子どもたちが生で体感できる機会を設ける。そこからそれぞれにおもしろいと思った分野を取り上げて、創作劇を行うのが最終目標だ。

これで“キラリ”と光る個性が身につくかどうか…はさておき、こんなおもしろ教科がどんどん増えれば、退屈な学校の勉強も結構楽しくなるかもしれない。子どもにまつわる暗い話題が多いだけに、“キラリ”と希望の光となってくれることを期待したいですね。

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