5年に1回の全国的イベント

国勢調査では何を調べる?そもそも何のためにある?

2005.09.22 THU

5年に1回行われる国勢調査。それがもうすぐやってくる。この号が配布される9月下旬あたりから、そろそろ調査票が配られはじめているはずだ。今回の国勢調査では平成17年10月1日午前0時現在で、普段日本に住んでいるすべての人を普段住んでいる場所で調査する。「すべての人を対象にするので、ホームレスの方もその場所へ調査員が行って、ちゃんと調査します」(総務省統計局国勢統計課)

国勢調査の調査項目には生まれた年月や男女の別から就業状態、住宅の床面積といったことまで含まれている。プライバシーが侵害されるのでは? と心配になるが…。「以前から調査票は集計が終わったら、溶解処分しています。また今回から調査票と一緒に封筒を配布して、調査員に中身を見られたくない場合、封筒に入れ、封をして提出していただくことができるようになりました」(総務省統計局国勢統計課)とのこと。まあ、一応大丈夫ということだろう。

ちなみに調査に対して、申告しなかったり、虚偽の申告をすると、6カ月以下の懲役か禁固、または10万円以下の罰金が科せられると統計法で定められている(ただ、今までに適用された例はない)。

日本で第1回の国勢調査が行われたのは大正9年のこと。この時は大変な意気込みで、国を挙げての一大事業だったらしい。新聞報道が大々的に行われ、チンドン屋までが広報に活躍。当時から実施時期は10 月1日午前0時だったが、その際は各地でサイレンに大砲、鐘や太鼓が打ち鳴らされる大騒ぎだったというのだ。

国勢調査は国の最も基本的な統計調査であり、議員定数の決定、都市計画の策定、社会福祉・街づくり・経済対策・防災対策の基礎資料などなど…に使われている。

オレも日本の人口の一人にきちんと数えられ、その数字がいろんなことに役立っているんだと、その意味を考えながら調査票に記入してみる。そうすれば、いつもとは違った国勢調査になるかも…。

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