あの段ボール箱を持ってみたい…

東京地検特捜部にはどうすれば入れるの?

2006.03.23 THU

東京地検特捜部です。誰も動かないで」。映画やドラマで一度は見たことのあるシーン。当然ですが、東京地検特捜部の一員じゃなきゃ、このカッコイイ台詞を決められません。

名前は有名だけど、その内情は意外と知られていない東京地検特捜部。正式名称は「東京地方検察庁特別捜査部」で、検事33人、事務官約70人から構成されています。扱う事件は主に政治家の汚職・企業犯罪・多額の脱税事件など。無論、常に複数の事件を扱っています。しかも、警察が捜査した事件を洗うのではなく、一から事件を掘り起こす独自捜査も行っており、それらの業務をたった100人で処理するのは相当の激務なはず。

東京地検特捜部の元部長で、法律家、コメンテイターとしても活躍されている河上和雄氏によれば「大きな事件を抱えている最中は家に帰れないことも少なくない」とのこと。そんな激務に耐えてでも、決め台詞を放ってみたい方のため、同氏にどうすれば特捜部で働けるのかを聞いてみました。

「ひとつは司法試験を受けて検事になる。もうひとつは国家公務員試験を受けて、検察庁に採用されるしかありませんね。特捜部配属でなくても、大規模な家宅捜索の時などは、他の地検や部署からも応援を呼ぶこともあります。もちろんこれも検察庁に籍のある人間だから、アルバイトで潜り込むのはムリでしょう。あと適性ですが、これというのはないですね。色々なタイプな人間が必要ですから。捜査には数字に強いヤツや経理に強いヤツ。取り調べには粘り強いヤツ、話のうまいヤツ。検事にしても事務官にしても、仕事に対して真摯に取り組めることが大事。それが第一条件です。ただ、特捜部は忙しいから、配属を嫌がる人も多いんじゃないですか(笑)」

平均年齢は30代。国家公務員 種の受験資格は33歳未満、 種なら29歳未満とR25世代はセーフ。志高き君、あの段ボール箱を抱えてみないか?   

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