デジカメパシャリで駐禁成立!?

駐車違反取り締まりは民間委託でどう変わったのか?

2006.06.08 THU

6月1日より東京12区43署で、駐車違反取り締まりの民間委託がはじまった。これが結構手厳しい、ポイントだけでも知っておこう。

これまでは駐車違反をした車の持ち主が「自分はその時運転していない」と主張すれば、運転者を確定できないため反則金を請求できず、いわゆる「逃げ得」が成立した。今後は、運転者が反則金を支払わなければ、車の所有者に放置違反金(反則金と同額)の納付が命じられ、違反金の支払いを拒み続ければ、車検が通らなくなる。次に「取り締まり方法」。以前は警官が白いチョークで違反車両に印を付け、長い時で30分程度様子を見た後で違反を確認していた。しかし6月からは民間の委託業者がデジカメで違反車両を撮影し、駐車時間の短長にかかわらず発見次第すぐ取り締まる。だが、運転中に体調不良や腹痛などで、やむをえずクルマを離れる時もある。そんな「緊急避難」の場合は、出頭時か、後日送られてくる弁明書で、駐車の理由を弁明する。ただし、医師の診断書など、緊急避難を裏付ける書類が必要だ。取り締まりを行う民間業者「アネシス」の業務管理部長・大内恭武氏に現場での話を聞いた。

「違反者に罰則を与えるのはあくまで警察で、私どもの仕事は違法に放置された車両のデータを集めることです。だから、取り締まるのはあくまで 違法に放置された車両 。もし作業の途中で持ち主が帰ってきて、速やかに移動できるなら『警告注意』のみになります。ただ、違反ステッカーを貼り写真を撮った後は、我々もデータを触ることができませんので、その直後に戻ってきても違反は取り消せませんが」

民間業者は放置違反車両のデータを集めるための存在。そこから先はすべて警察にゆだねられる。考えうる対応策はやはり短い駐車でも駐車場に車を停めること。また警視庁は重点的に取り締まり場所や時間帯を定めた「取り締まり活動ガイドライン」をHPで公開しているので、チェックしておこう。

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