小沢代表が4コママンガのキャラに!

民主党の子育て支援の思想を『小沢ちゃん』から読み解く

2006.06.29 THU

政府・与党が少子化対策に躍起になるなかで、民主党が面白いことをはじめた。同党ではこの5月に独自の子育て支援策を発表。その内容をパンフレットで紹介しているのだが、そこではなんと、あの小沢代表が「小沢ちゃん」という4コママンガのキャラクターとなって子育て支援策を解説しているのだ。

それにしても、あの怖~い顔の小沢さんがマンガのキャラ、しかもそのネーミングが「小沢ちゃん」。このミスマッチがうけたのか、パンフは当初の1万部があっという間になくなり、新たに3万部増刷したほどの人気ぶりだという。「中学生や高校生にもわかりやすいものを作ろうというのが当初の目的でしたので、そこでマンガを入れ、かわいい『小沢ちゃん』も入れようということになったんです。マンガではすべて3コマ目に『小沢ちゃん』がでてきます」(民主党政策調査会・榎本亜希子さん)

もっとも、実際の「小沢ちゃん」はかわいいというよりかなりリアルなのだが、注目したいのは「小沢ちゃん」が語る子育て支援策。政府の少子化対策と比べると、「子ども家庭省」の創設や月1万6000円の子ども手当などいくつか大きな違いがあるのだが、決定的に違うのはその思想だ。
「民主党ではチルドレン・ファースト=子ども第一といって、子どもの立場で子どもを中心に政策を考えています。一方、政府は少子化対策という言葉でもわかるように、子どもの立場からではなく、国のために出生率を上げようという考え方。根本的な思想が違うんです」(同・田鹿文隆さん)

たしかに、子どもをつくるつくらない、あるいは結婚するのもしないのも、それはあくまでも個人の問題であって、けっして国家のためではない。少子化対策などといわれると「お国のため」といった匂いがプンプン漂ってくるし、そもそも子どもができない人たちだっているのだ。少なくとも子どもに関するその考え方だけをみると、政府よりも「小沢ちゃん」のほうが共感できるのではないだろうか。

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