少子化対策で独身税の導入を検討?

日本で独身税を導入か!?なんだかおかしな税金の世界

2006.07.20 THU

世界の歴史をひもといてみると、妙チキリンな税金がゴロゴロ出てくる。日本でも近く、そんな税金が導入される可能性がある。その名も「独身税」。少子化問題に対する決定的な政策が打ち出せていない現状に、柴山昌彦衆議院議員が提案したものだ。薄給の筆者としては、好きでしているわけでもない独身生活に税金を取られたら本気でヘコむ。さらに既婚者だからといって安心はできない。残業してるヒマがあったら夜な夜な子作りに励みなさい、と国から求められるのだ。…余計なお世話だ。

しかし、これは夢物語ではない。ブルガリアでは、子作りの促進を目的として、1968年から89年にかけて実際に「独身税」を徴収していたのだ。日本もこのまま少子化が進めば、この珍税が導入されてしまうかもしれない。

ただ、「独身税」以上におかしな税金は歴史上に多数ある。たとえば、ロシアを近代化したピョートル1世は、帽子、長靴、風呂、スイカなどに税金をかけ、1705年には、「ひげ税」を徴収した。ピョートル1世が「ひげ」を時代遅れだと感じたために導入したというものだが、微々たる税収で効率も悪く、後に廃止されている。

中世のフランスには「かえる税」があった。これは、領主がかえるの鳴き声によって、睡眠を妨げられたために導入された、労働で納める税。領主が安眠するために、領民は一晩中水面をたたき、かえるが鳴かないようにしていたそう。

日本にも世界に誇る珍税がある。江戸時代の徳川綱吉による「犬税」だ。「生類憐みの令」で犬の愛護が決まり、野犬を収容する犬小屋が作られ、最高で約8万匹を保護していた。問題は犬の食費。当然、莫大な額が関東諸国の大名や町民の税金によって賄われていたのは言うまでもない。

実際に「独身税」が導入されるか現時点では分からない。もし導入されたら珍税として、歴史に新たなページを刻むことになるのは確かだ。

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