自民党総裁選までラスト1カ月!

安倍氏、麻生氏、谷垣氏…ポスト小泉たちの政策とは?

2006.08.17 THU

9月の自民党総裁選まであと1カ月あまり。新聞やテレビでは、安倍晋三、谷垣禎一、麻生太郎の3氏の様子が連日伝えられたりと、だんだんポスト小泉レースが本格化してきた。

ところで、この3人、ポスト小泉として騒がれているわりにはどんな政策なのか意外と知られていない。自民党員による次の総裁選びとはいえ、自民党総裁になるということはイコール次の総理。その考え方を知るのはすごく重要なことではないのか。

いったい彼ら3人はどんな政策を掲げているのか。こむずかしい話は抜きにして、3人の考え方を知るうえでポイントはひとつ。それはズバリ、小泉路線の継続か、それとも違うやり方なのか、ということだ。

3人の政策をみると、まず小泉路線を継承しているのが安倍さんと麻生さんだ。これまで通りの小さな政府で改革を進め、日米同盟を重視。アジア外交では中国に強硬姿勢というように。また安倍さんの場合、小泉改革が格差社会を生んだという批判に対し、「再チャレンジ」支援政策というフォローも用意している。ただ、これは格差が小泉改革によるものだと自ら認めてしまっていることにもなり、格差を生む構造はそのままかよ、って批判も受けかねない。

一方、小泉路線との違いをはっきり打ち出しているのが谷垣さんだ。米国ベッタリの外交ではなく、冷えこんだ中国などのアジア外交を立て直し、さらに小泉改革で傷んでしまった地域社会を再生する、というように。ただ、谷垣さんのマイナス面は消費税率の引き上げを明言してしまっていること。これは現役財務大臣だけに、結局財務省の言いなりかよ、とりやすいところからとるのかよ、って批判を受けかねない。

これ以外にも靖国参拝の是非という隠れた焦点もあるのだが、いずれにしてもポイントは、小泉路線をどう評価するのか、言いかえればこの国をこの先どこに連れていこうとしているのかってこと。さて、1カ月後。自民党議員や自民党員たちはそのへんをどう判断するのだろうか。

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