飲酒運転はダメ、ぜったい!

アルコールがどう分解されるかみんなちゃんと知ってる?

2006.10.26 THU

2002年6月から飲酒運転、および酒気帯び運転の罰則が厳しくなったおかげで、最近は減少傾向にある飲酒運転の事故。飲酒運転は言語道断、ダメ、ぜったい! …なワケですが、ところで飲酒後、何時間待てばアルコールは体内から抜けるんだろう? 警察庁に聞いても「個人差があるので分かりません」の一点張りだし、酒気帯び運転の目安となる呼気検査の医学的根拠について聞いても歯切れの悪いコメントばかり。どうやら独自に調べるしかないみたいだ。先生、アルコールと酔いの関係について教えて!

「体内に吸収されたアルコールはまず肝臓に向かいます。次に血液中を流れ、脳に到達し、人は酔いはじめます。脳内に流れたアルコールの作用で、理性が麻痺し、本能や感情が表面に出やすくなります」(アルコール健康医学協会常務理事・古屋さん)

運転にもっとも必要な要素である理性がお酒によって失われるわけですね。じゃあお酒が抜けていく過程は?

「肝臓の酵素によってアルコールを有害なアセトアルデヒドに分解、さらにアセトアルデヒドを別の酵素によって無害な酢酸に代謝します」(同)

なるほど。ちなみにアセトアルデヒドを代謝する能力の個人差が、酒に強い、弱いの違いになるそう。アセトアルデヒドは悪酔い、二日酔いの元凶となる物質で、頭痛をもたらしたりする。じゃあ肝心なところ、飲酒後に運転するにはどのぐらい時間をおけばよいのでしょうか?

「お酒を嗜む人がビール瓶1本を代謝するのに約3時間かかります。個人差や飲酒量にもよりますが、飲酒後は半日ほど休むほうがいいかと。あくまで目安ですが」(同)

全日空や日本航空などのパイロットは、運転する12時間前から飲酒を禁じられているそうだし、12時間が大まかな目安になりそうだ。ただしこれは個人差があるので要注意。人に迷惑をかけないためにも大事をとって行動したいですね。


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