およそ半世紀ぶりに変わった!?

警視庁のパトカーが衣替えそのデザインの歴史を振り返る

2007.03.15 THU

先月18日。降りしきる雨にも負けず、盛大に東京マラソンが開催されていた。僕も気になってテレビ中継を見ていたクチだが、注目していたのは、招待選手の走りでもなければ、画面に映るかもしれない知り合いの市民ランナーでもなかった。お目当ては警備を担当していた警視庁のパトカーだ!

実は警視庁のパトカーのデザインが約半世紀ぶりに変更になり、東京マラソンで秘かにお披露目されていたのだ。

いったいどこが変わったかというと、側面と後部に「POLICE」の文字がデカデカと入り、さらに警察手帳の記章をデザイン化したエンブレムが付いた。何やらアメリカンなデザインですね、水野先生!

「若い人も認識しやすくなるので、POLICEを入れたのは大いに結構。実はパトカーの散光式赤色警告灯や屋根の上のナンバーは、僕が提案したものなんですよ。ナンバーはとくに今後重要視してほしいですね」(世界のポリス事情に詳しい水野晴郎先生)

今回デザインを変更したのは、パトカーの“存在感”をさらに高めるためだとか。ちゃんと街をパトロールしてますよ! とアピールすることで、犯罪を抑止し、安心感を持ってもらおうというわけ。

「エンブレムとPOLICEの文字は反射材で縁取られているので、夜間や遠方からでも目立ちます。交通事故の予防も期待できます」(警視庁)

でも、そういえばパトカーって何で白と黒のツートンカラーなんでしょう?

「昭和25年に導入された日本初のパトカーは白1色でした。ですが、当時は未舗装の道路がほとんどだったため、泥がはねて車体が汚れるとあまり評判が良くなく、そこで下半分を黒くして、現在のツートンカラーになったと聞いています。その後も、赤色警光灯やサイレンなど装備は年々改良されているんですよ」(警察庁)

警視庁の新デザインは6月から導入なのでご確認を。ただマジマジと見ていると完全に不審人物だけどね。


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