若くして議員を志す者が増加中!?

「政治くん」ってどんな人?養成塾では何を学んでいるの?

2007.03.22 THU

統一地方選報道が盛り上がっているけれど、若い議員立候補者が増えた気がしません? 25年前に政治家を志す若者のために松下政経塾が設立され、閉鎖的な政界に風穴を開けたけれど、最近は国政ではなく、地方議員を目指す若者も増えているという。

そうした社会的情勢から、若くして政治家を志す者を「政治くん」と呼んでいるらしい。しかし、若い政治くんには、議員になるのに必要とされる地盤(後援会)、看板(知名度)、かばん(お金)がなく、当選するのはなかなか難しい。

「そうしたハンデがあっても、『政治家になって社会をよくしたい!』という熱い志を持つ20~30代前半の若者に議員になってほしいという気持ちから若手政治家養成塾を設立したんです」と話すのは、現役の戸田市議で若手政治家養成塾事務局長の菅原文仁さん。昨年9月に新聞紙上で塾生を募集したところ、公務員や歯科医師、大学院生など40人もの若者が応募し、今は20人がビラ配りや街頭演説といった実地研修、政策立案や心構えなどのテーマで講義を受け、日夜、地方議員を目指している。講師は現役の市議会議員と活動は本格的。地方議会は政党に左右されない政策が必要という観点から、養成塾は無所属が原則だ。でも、どうして地方議員なの?

「とくに地方議員に限定しているわけではありませんが、『地方政治が変われば国も変わる』という思いから地方議員を志す人が多いんです。03年の統一地方選では団塊ジュニア世代が多く当選しました。この世代は人口が多く、入学試験など激しい競争や就職氷河期で厳しい体験をしています。そうした体験から、自分たちの手で地方を変えようと政治家という手段を選んだのだと思います」(菅原さん)

街頭で政治くんが演説していたら、彼らの声にちょっと耳を傾けてみてはどうだろう? もしかしたら自分たちの世代の代弁者になるかもしれないのだから。

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