東京の道路ってわかりにくい!!

「通りの名前」を上手に覚える方法ってないの?

2007.03.22 THU

○○通りに××街道。東京の道路は都会の人間模様と同様、複雑に入り組んでいる。上京して10年以上経つのに名前がなかなか覚えられない。上手に覚えるコツはあるんだろうか。“道のプロ”二人に聞いた。

まずは、建築史家で道路形成の歴史に詳しい岡本哲志さん(54歳)から。

「東京の道路の原形は江戸時代にできました。台地の上に通された尾根筋と川に沿った谷筋、そして両者を結ぶ坂というのが基本構造。だから、地形を意識すると覚えやすいはずですよ」(岡本さん)

尾根筋というのは、いわゆる旧街道。谷筋は神田川や目黒川沿いに走る道のこと。その後、明治時代から現在にかけて徐々に整備されていった環状道路を加えると東京の道路の骨格が把握できるんだとか。

続いて、東京エムケイ株式会社(MKタクシー)の教習担当、山村卓也さん(31歳)。

「新人には、まず皇居周辺を起点とする主要道路を覚えさせています。たとえば永代通りは大手門、晴海通りは祝田橋、青山通りは三宅坂交差点、新宿通りは半蔵門、早稲田通りは田安門、中山道(国道17号)は一ツ橋からそれぞれ延びているんですよ」(山村さん)

同社には「早稲田はたやす(田安)い」といった独特の覚え方もあるんだそうで。へええ。

「次にこうした放射線状の道路が、明治通り、山手通り、環七、環八といった環状道路と交差するポイントを確認するんです。その際、交差点の名前もいっしょに記憶してください」(同)

おお、なるほど。二人ともさすがプロ、目からウロコの情報ばかりだった。

では、最後にseygさんが運営する「東京の通りのページ」をご紹介。主な道路の起点・終点情報や経路地図などが掲載されている“道路入門”にはうってつけのお役立ちサイトだ。ふだんよく通っている道がどこまでつながっているかを調べてみるだけでも面白いはずだ。

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