きちんと予定表があるんでしょうか?

国会の議題やスケジュールはいつ誰が決めてるの?

2007.04.05 THU



写真提供/時事通信
現在、1月25日に召集された第166回通常国会の会期まっただ中。柳沢厚労相の「産む機械」発言、松岡農水相の光熱水費など非常な盛り上がり(?)を見せている今国会だが、もちろん、そのような問題だけを議論する場所ってわけじゃないはず。

国会では「平成19年度予算案」の審議はもちろん、ほかにも「国民投票法案」「公務員制度改革法案」「教育改革関連法案」など重要な法案の審議が行われているのだ。当然、会期中は連日開会されている国会だが、その議題や議事スケジュールって、いったい誰がどうやって決めてるのだろう。

衆議院広報課の公式見解では、「国会本会議の運営を司るのは、衆参両議院の常任委員会の一つである議院運営委員会(議運)。議運は本会議の日程、議題、発言者、時間、採決方法など本会議の運営に関する協議を行うと国会法に規定されている。ただし、決まった予定表などは存在せず、会期や現情勢などを考慮しスケジュールは決まる」とのこと。

しかし、これはあくまでタテマエの話で、それだけでは済まないみたい。実際は誰がどこで決めているのだろう? 政治評論家の有馬晴海さんに、内情を聞いてみた。

「国会の議事運営については、各政党の国会対策委員(国対)が、密接に連絡を取り合い非公式に協議(国対委員長会談)を開き、本会議の日程や議題などをすりあわせているんです。その結論が議運に持ち込まれ、通常はそのまま実施されます。具体的なスケジュール決定のタイミングも、結局は国対しだいなので、一概に決まっているわけではありません。前日のこともあれば、議事の数時間前ということもあるんです」

つまり国会を決める上で大きな影響力を持っているのは「国対」ってこと。さすがに国会だけに、議題やスケジュール決定に関しては、もっとちゃんとしたシステムが組まれているのかと思えばそうではないみたい。意外と流動的に運営されているのだ。


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