証券取引法違反の罪で懲役2年6カ月

ホリエモンに下された実刑判決ライブドア社員の反応は?

2007.04.05 THU

懲役2年6カ月。ライブドアの連結決算を粉飾したとして、証券取引法違反の罪に問われた同社前社長、ホリエモンこと堀江貴文被告に言い渡されたのは、執行猶予のない実刑判決だった。保釈後、いまの心境を語る堀江被告の姿をテレビで見た人も多いだろう。

この判決の是非については、マスコミだけでなくインターネットなどでも大いに話題となった。なかでも、量刑の妥当性については真っ二つに意見が分かれているようだが、当のライブドア社員はこの判決に対して何を思ったのだろうか。堀江前社長とともに働き、彼の志に共感していたという現役社員に話を聞くことができた。一社員の率直な感想としてご紹介したい。

「一般論として、上場会社の粉飾決算は投資家の財産に重大な影響を与えるので、実刑に値するケースもあると思います。しかし、ほかの粉飾事件の判例とのバランスを考えると、相対的には“重い量刑”だという印象です。今回の判決は、彼のやったことは全く情状酌量の余地がなく“悪いことなのだ”という強いシグナルを世の中に出そうとしたのかな、と感じました」

すでに辞任しているとはいえ、堀江被告は同社前社長であり創業者。取引先から何か聞かれることがあるのかと思いきや、そんな話はほとんど出ないそうだ。また社内の様子も、事件のことを忘れてしまったわけではないが、目の前の仕事をこなすことに一生懸命で、堀江被告の裁判そのものもあまり話題にならないという。

「『ネットの力で世の中に風穴を開けよう』という彼の志に共感する社員は多かったはず。しかし、スターウォーズ風に例えると、彼はフォースの暗黒面に堕ち、ダースベイダーとなったアナキンのような存在。反面教師としながらも乗り越えていくべき存在だと思っています」(前出社員)

ライブドア前社長として、堀江被告はこの現役社員の声をどう受け止めるだろうか。堀江被告の弁護側は判決を不服とし、即日控訴している。


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