漫画家の伝説の地・トキワ荘が復活!

漫画家の卵を支援する“トキワ荘プロジェクト”って?

2007.05.24 THU

「将来は漫画家になりたい!」そんな夢を少年時代に抱いた方には、ちょっと心トキメクお話。漫画家を夢見る若者たちに、低家賃の住宅を提供し、共同生活をさせながらデビューを目指させるというプロジェクトがあるそうです。その名も『トキワ荘プロジェクト』。

そもそもトキワ荘とは、昭和27年から57年まで豊島区にあったアパート。多くの漫画家の卵が入居し、有名になるために切磋琢磨していました。そのメンバーがこれまたスゴイ。マンガの神様・手塚治虫をはじめ、『ドラえもん』『忍者ハットリくん』の藤子不二雄、『天才バカボン』の赤塚不二夫、『仮面ライダー』の石ノ森章太郎など大御所たちの名前が並ぶ。漫画界の巨匠たちを輩出した場所として、トキワ荘はマンガ大好きっ子たちの伝説の地なのです。

そんなトキワ荘を現代に復活させよう! と言うのは、若者の職業支援などを行うNPO「コトバノアトリエ」。そもそもこのプロジェクトを考えついたキッカケは?

「以前、俳優を目指している友人に格安で部屋を貸したんです。すると家賃のためのバイト時間を削れたために、稽古や芝居の勉強に時間を割くことが可能になり、みるみるスキルアップしていった。そこで同じような夢を持つ若者に手を貸せれば…と。そのときに“トキワ荘”を思い出したんです」(コトバノアトリエ代表・山本繁氏)

昨年の8月に女性寮「第一トキワ荘」がオープン。今月より男子寮も始まった。入居予定の藤井良太さん(23歳)は、「同じ目標をもった人がまわりにいれば、孤独でもないし、負けたくないという気持ちから、作品を描くパワーも出そう」と目を輝かせる。う~ん、アツいですね~。ちなみに家賃は4・5畳(4万5千円・トイレ・風呂・台所共用。敷金・礼金無し)から。条件は高卒から26歳くらいまでの「本気で漫画家を目指す若者」であること(面接アリ)。元祖トキワ荘のように、お互い切磋琢磨して、新しい漫画界のスターが現れたら、とっても素敵ですね。


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