選挙期間中でもないのに?

街中に貼ってある政治ポスターの謎に迫る

2007.12.13 THU

落書き禁止。ヒゲを描いただけでも逮捕されてしまうことで知られる選挙掲示板の政治家ポスター。ところで、住宅街などを歩くと選挙期間中でもないのに貼られたままになっている政治家ポスターをよく見かける。

これらは、選挙活動ができる時期には公職選挙法で厳しく制限されるって耳にしたことがあるけど、実際はどうなっているのだろうか。そこで、東京都選挙管理委員会に話を聞いてみた。

「街中に貼られているのは、『政治活動』を目的としたポスターで、選挙活動には当たらないものですね。選挙活動の定義に当てはまらないのは、選挙、候補者が特定されておらず、候補者に対して票を得させようといった投票依頼の働きかけがないものです。よくあるのは、演説会の告知を周囲に知らせるための掲示物ですね」

公職選挙法が定めているのは、あくまで選挙活動に関してのルール。政治活動は、表現の自由といった憲法上の権利に関わるものなのだという。しかし、政治活動のポスターにも、取り決めがないわけではない。

「選挙運動との紛らわしさ、候補者の名前が表記されたものが乱立するのは美観上の問題もあるということで、政治活動のポスターには一定の規制があるんですよ」(選挙管理委員会事務局)

話によると、公職選挙法では次のような決まりがあるのだという。

「個人、あるいは特定の候補者(政治家)の後援団体が活動の主体となって貼るポスターに関しては、ベニヤ板、プラスチック板などで裏打ちをしたものは禁止されています。また、掲示する際には、掲示責任者と印刷者の住所氏名の明記が必要です。そして、選挙期間にあっては貼ってはいけないというような規定もあるんですよ」(同)

政治運動が目的なのだろうが、街を見回すと政治家の顔と名前ばかりが強調されたポスターも珍しくない気も…。まあ、認知度が上がっても好感度に繋がるとは限らないんですけどね。


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