候補者指名レースが本格化!

オバマ vs ヒラリー米大統領選の行方は?

2008.02.07 THU



写真提供/ロイター/アフロ
米大統領選挙の候補者選びが前半のヤマ場を迎えている。大統領選の仕組みはすごく複雑で、候補者たちでさえちゃんと理解していないといわれるくらいなのだが、簡単にいえば基本は2段階。まず、共和党と民主党が州ごとの予備選挙(または党員集会)をおこない、党大会でそれぞれの候補者を指名、そして本選の一般投票に進むという手順だ。予備選挙は今年1月にはじまり、一般投票は11月4日。米大統領選挙は1年近くもかけておこなわれるビッグイベントなのだ。

なかでもとくに注目を集めているのが、民主党の指名レース、オバマvsヒラリーの対決だ。なにか地味~な感じの共和党の候補者たちに比べ、黒人であるオバマさんと女性のヒラリーさんはともにキャラが立っているし、かりにどちらが大統領になっても「白人男性しか大統領になれない」という米国の建国以来の固定概念を打ち破ることになる。もともとブッシュ政権の支持率がガタ落ちで、民主党に追い風が吹いていたのだが、それだけに世界中のメディアがふたりの対決に注目しているのである。

じゃあ、実際、オバマさんとヒラリーさんのどっちが指名を勝ちとりそうなのか。いまのところ資金力と組織力で勝るヒラリーさんが有利とかいわれているのだが、この記事がでるころには民主党の指名レースの流れがある程度決まっている可能性もある。じつは、全米22州がいっせいに予備選挙と党員集会をおこなう「スーパーチューズデー」というのが2月5日にあって、ここを制するとかなり有利な立場になるからだ。逆にいえば、スーパーチューズデーを経ても両者が互角だったりしたらオバマvsヒラリーの決着はさらに長引き、その戦いはまだまだ続くことになるかもしれない。

いずれにしても、米大統領選はたんに海の向こうのお祭り騒ぎではない。誰が次の大統領に選ばれるとしても、その考え方ひとつがいろんな意味で日本に大きな影響を及ぼすことになる。そんなわけで、11月4日まで目が離せないのである。


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