日銀総裁不在、暫定税率期限切れ…

日本の政治の混乱劇どうしてこうなったんだっけ?

2008.04.10 THU



写真提供/AFLO
日本銀行総裁は、副総裁の昇格という形でようやくひと段落した模様。しかしガソリン税の暫定税率は、維持か廃止かでもめにもめて結局決まらないまま期限切れになり、福田首相の新提案である一般財源化も与党内で意見が割れている。何だか最近、何かにつけてモタモタしてて、決めるべきことが決まらない印象だ。なんでこんなことに?

「原因はハッキリしています。昨年7月の参院選で民主党が大勝し、国会がねじれ国会になっていることです」(ジャーナリスト・上杉隆さん)

じゃあねじれ国会が悪いんですか?

「いえ、私は今の状況には大賛成です。なぜならねじれ国会により、政策論議が活発化しているからです。たとえば薬害肝炎訴訟の問題などは、これまで見過ごされてきていたのに、わずか2週間で感染被害者救済法という新法ができました」(同)

しかし日銀総裁人事や暫定税率存廃の決定が遅れたことで混乱が生まれたのでは?

「いや、むしろこれまで与党の提案が、議論なしで通っていたことこそ問題でしょう。様々な議案に関して活発な議論が行われている現在こそが、正常な状況なのかもしれません。暫定税率だって、ねじれ国会じゃなかったら、確実に以前のままで存続しているはずですよ。その状況と、暫定税率を存続させるのか撤廃するのか、特定財源のままがいいのか一般財源化するのかなどを活発に議論している現在では、どちらが正常だと思いますか?」(同)

なるほど決定が遅れるのは、活発な議論の証しと思えってことですね。ではボクらができることって何があるんでしょう?

「選挙になったら自分の生活に政策を当てはめて考え、投票に行くといいでしょう。自分の生活感覚を大事にして堂々と政治に参加してください。真の政治は国民の生活のためにこそあるものなんですから」(同)

まずは政策を知ることから改めて各党のマニフェストを見直してみる?

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