ポール・マッカートニーが47億円離婚

結婚前に知っておきたい離婚マネーの基礎知識

2008.04.17 THU



写真提供/Getty Images/AFLO
47億円。なんとこれ、ポール・マッカートニーが離婚に際して支払ったとされる金額。どんだけひどいことをしたらこんだけ慰謝料を取られるんだよ!とツッコんでみたら、離婚経験者から「財産分与だろ」との一言。ん、離婚にかかるお金って慰謝料だけじゃないの?ということでちょっと調べてみると、離婚に関わるお金の主だったものは「慰謝料」「財産分与」「養育費」の3つだと判明。それぞれの内容を離婚問題を多く取り扱う柳原桑子弁護士に聞いてみた。

「慰謝料は不法行為に対する賠償なので、婚姻期間と金額は比例しません。そもそも、主な離婚の原因がどちらか一方にある場合に発生するものです。代表的なのは浮気や暴力など。相手に与えた精神的な苦痛をお金で慰謝する考え方ですね」

これは浮気プラス暴力など要素が重なると高くなりがちだとか。金額はケースによるが約6割が400万円以下とのこと。

「財産分与は離婚原因にかかわらず発生します。結婚してから二人で貯めた財産を清算するのが原則です。ですから、お金持ちと結婚したからといって、分与額が多くなるわけではありません。分与の割合は等分が基本。昔は男性が有利でしたが、最近は家事労働や女性の地位向上が考慮されているのでしょう。ちなみに、財産とは土地や車、借金まで含まれますよ」

データ上は、婚姻期間5年未満の場合は財産分与額が400万円を超えるのは2割程度。対して15年未満では約4割もが400万円オーバー。ただし、婚姻期間が長くても財産が少なければ分与額も少額になる。

「養育費は一般的に子供が成人するまで生活保持のために支払うお金。裁判所のホームページから見られる養育費算定表で計算が可能です。ただ、家庭の事情によって実際に支払われる金額は幅がありますね」

これらに合意して離婚が成立する。払わなかったら、債務不履行で訴えられることも。離婚は結婚の何倍もエネルギーを使うというけれど納得です。


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