夏の省エネ、僕らができることは?

そもそも家庭の電力消費量って、何が一番大きいの?

2008.07.11 FRI


家庭の省エネの肝はやはりエアコン。ちなみに、消費電力を減らすことで削減できる二酸化炭素の排出量は、「(削減した電力)×0.410kg/kWh・CO2」の計算式で弾き出せる
暑い夏といえば、消費電力の増加が問題になるシーズン。原油価格高騰による電気代の値上げもあって、今年は例年以上に省エネが叫ばれそうだ。僕らも日常で無駄な電気を使わないように注意しなくっちゃ。

でも、そもそも家庭レベルの電力消費量って、全電力消費量のうちどの程度の規模なのか。「デカい工場をもってる企業と比べたら、一般家庭の消費電力なんて微々たるものでは?」って気もする。実際のところどうなのか、財団法人・省エネルギーセンターの山川文子さんに聞いてみた。

「国内のエネルギー消費量は、製造業に代表される産業部門と移動や輸送に関わる運輸部門、そして家庭やオフィス、小売業などを含む民生部門 の3部門に大別して集計されています。エネルギー源には電力、ガス、石油などの種類があり、エネルギー全体では確かに産業部門の消費量がトップです。しかし、電力消費量では民生部門の割合がもっとも大きく、06年度の調査では全体の54.9%を占めています。なかでも家庭の割合は26.8%ですから、国内全体で使う電力の4分の1以上にもなるんです」

なんと。家庭の消費電力ってかなり大きいんですね。

「省エネ家電の普及も進んではいますが、それ以上に核家族化による世帯数の増加、パソコンやDVDレコーダーといった新しい家電の登場などによって、家庭の消費電力は増え続けています。CO2削減目標を定めた京都議定書が基準年とする1990年と比較すると、2006年の時点で約1.51倍に増加しています」

具体的に、電力をたくさん消費している家電とは?

「消費電力の割合が一番大きいのはエアコン(25.2%)です。次に冷蔵庫と照明器具(ともに16.1%)、テレビ(9.9%)と続きます。この4品だけで、1世帯の全電気消費量のうち67.3%を占めるんです」

夏は特にエアコンを使っちゃいます。省エネのコツとは?

「夏の冷房なら室温を28℃に、冬の暖房なら20℃に設定して、必要なとき以外は電源をオフにすること。それと待機時消費電力も意外に大きいです。テレビなどの家電の多くは、コンセントにつないでいるだけで電力を消費します。リモコンでスイッチを切るのでなく、主電源をオフにするだけでも効果的ですよ」

最近、我が家はエアコン(ドライ設定)が24時間付けっぱなしでした反省せねば。省エネのみならず、家計にも優しい電気の節約。今夏は特に意識して臨みたいと思います。

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