実は日本語のブログの記事の4割は…

迷惑メールのように増殖中!?「迷惑ブログ」って知ってます?

2008.09.19 FRI


迷惑ブログにありがちなのは、文脈がつながっていない文章が多いこと。こういったブログを見つけたら、むやみにクリックしないほうがよい。
ある日のこと。インターネットで調べ物をしていると、何やら意味不明の単語が並んだブログに行き当たった。旬なタレントの名前や意味不明の単語が並んでいて「続きを読む」とクリックすると、なんじゃこりゃ、先ほどの内容とは関係ない出会い系サイトに飛んだ。

別に損をしたわけじゃないけど、少し不愉快な気持ちになったぞ(怒)。うーん、そう言えば以前にもこんな経験があったような。これってなんですか? インターネットサービス事業のニフティさん、教えて!

「それは『迷惑ブログ』と呼ばれるものです。非常に数が多く、2008年3月発表のニフティの調査では、日本語で投稿されたブログ記事の約4割が迷惑ブログというデータもあります。迷惑ブログの定義としては、『ワードサラダ』と呼ばれる、機械的に作られた支離滅裂な文章を掲載したり、記事を引用する以外の目的でコピーしたりしたものを指します」(ニフティ「BuzzPulse」担当の八重樫さん)

ふーん。でも、これって読者にとっては迷惑だし、いったい誰がどういう目的で作ったものなんですかね? 『とっておきの秘技 迷惑メール・スパイウェアの撃退法!』(シーアンドアール研究所)などの著書を持つ持丸浩二郎さんにお話を伺いました。

「アフィリエイトの仕組みを悪用し、小遣い稼ぎを狙ったものですね。本来、役立つ情報をブロガーが掲載し、それを見た読者が商品などを欲しがってクリックすることで、ブロガーに広告収入が入るのがアフィリエイトです。ところが、話題の事柄に触れるような記事を作り、場合によっては出会い系サイトなどへリンクさせるなど悪質なアフィリエイトが増えました。専用のツールで機械的に書かれているので、一度に数百の迷惑ブログを運営し、全体として儲けようと企んでいる人がいるようです」

なるほど。大量にばらまいて儲けようと企むのは、まさに迷惑メールと同じ手法ですよね。迷惑ブログが増え続けたら不便だし、姑息な人が儲けているとすれば納得いかないんですが!!

「まあまあ怒らずに(笑)。検索エンジンやブログの無料レンタルを行う会社でも、迷惑ブログ排除のための活動を始めています。目にする機会も減っているはずですし、その結果、それほど迷惑ブログの主が儲かっているわけではないようですよ」

ほっ。ひと安心です。悪質な迷惑ブログを見つけた場合は、ブログのレンタル会社に通報する方法もあるようですが、「とにかく無視して、自然淘汰されるのを待つのが一番」というのは持丸さんの弁。大らかな気持ちで、迷惑ブログがなくなっていくのを待つとしますかね。

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