貸し付け期間終了間近

あと2年で大観覧車も消滅!お台場MAPが激変するワケ

2008.09.18 THU



写真提供/AFLO
僕らの身近なレジャースポットとしてすっかり定着した感のある臨海副都心・お台場。R25世代にとっては定番のデートコースとしてもなじみ深いが、その中心部にある商業施設「パレットタウン」をはじめ、いくつかの有名施設が今後数年間で消えてしまうという。その理由について、東京都港湾局の臨海開発部に聞いてみた。

「パレットタウンなどの用地は、当初から10年の期間限定で事業者に貸し付けられている暫定利用区画なんです。所定の10年が経過した用地は、更地に戻して東京都に返還される契約となっています」

お台場の土地の多くは、売却または長期貸し付けの契約で利用されている。なぜ一部の区画だけ期間限定になったのだろうか?

「臨海副都心は平成元年から開発が始まりましたが、その間に世界都市博覧会の中止やバブルの崩壊があり、開発計画自体が見直されたり、事業者の進出が思うようにいかない時期もありました。そこで、街に人を集めて賑わいを創出しつつ、当面処分を予定していない用地を有効活用しようということで、容易に除却・移転できる施設であることなどを条件に貸付料金を算定し、期間限定で事業者を公募したんです」

賃料水準と比べると、割安な条件で利用されている暫定利用区画だが、せっかくの名所が消えるのは惜しい気もする。

「大観覧車などの施設は今も臨海副都心の賑わいに大きく貢献してくれていますので、我々としてもなくなってしまうのは痛しかゆしというのが率直な感想ですね」

なお、パレットタウン跡地の売却価格は約814億円、長期賃貸契約なら月2億円の賃料になるという。すでに新たな事業予定者の公募は締め切っており、今年11月をメドに発表される。

「文化の発信」と「環境への配慮」を目指した臨海副都心の街並みがほぼ完成するのは、平成27年がメドとされている。お台場の地図は、もうしばらく変わり続けそうだ。


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