候補者選びのポイントか!?

「公認」「推薦」「支持」その違いに迫ってみた!

2008.10.23 THU



写真提供/時事通信社
麻生新内閣発足以来、たびたび話題になっているのが解散・総選挙の時期だ。現在の衆議院は来年9月に任期満了となり、自動的に総選挙となる。与党としては、それまでにもっとも勝ちやすいタイミングを見計らい、解散に打って出て、なるべく有利に総選挙を戦いたいと考えており、解散時期を巡り様々な憶測を呼んでいる。気の早い議員はすでに選挙事務所を開いて臨戦態勢にあるとか。

さて、選挙の際、有権者の候補者選びで重要なポイントのひとつが、候補者がどの政党に属しているのかということ。ただし、候補者に対する政党の支援の仕方は、一律に同じというわけではなく国政選挙においては「公認」「推薦」「支持」の3つに区分することが多い。それぞれどういう違いがあるのだろうか。

まず「公認」は、政党がその党に所属する人物を選挙の正式な候補者として認めること。「推薦」は、政党がその党には所属しない候補者を選挙運動で支援すること。「支持」は、正式に推薦を出すわけではないが、実質的に候補者の選挙運動を支援すること。公認や推薦に比べると、支援の程度は弱い。

ただし、党によっては若干、運用上の違いがあるようだ。自民党によれば、「一般に政党が届け出る党所属の候補者が『公認』ですが、自民党では党の一員として党の政策等に賛同してくれると判断できる候補者を公に認知してもらう際、『公認』としています」とのこと。また 政治評論家の有馬晴海氏によれば、選挙の現場では推薦、支持は様々な使われ方があるという。

「本来、政党の強力なバックアップを得られる『公認』は候補者にとって魅力的ですが、選挙区によっては政党の支持基盤が弱く、特定政党の『公認』を得ることで無党派層などの得票が期待しづらくなることもあります。そこで無所属で出馬して、政党から推薦を取り付けた方が有利、ということもあるわけです」

こうした事情も知っていると、選挙戦がもっと面白くなるはずだ。


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