2009年に引き継ぐ要所は?

2008年は政治にとってどんな年だったのか?

2008.12.11 THU



写真提供/時事通信社
今年もいろいろあった政治の世界。1月には橋下徹氏が大阪府知事に当選したが、なんだかもう数年前のできごとのように思えませんか?

そこで、目まぐるしく動いた2008年の政治をおさらいするためにもR25世代が必ず押さえておきたいトピックを3つに絞ってご紹介。いずれも来年につながる重要な案件だ。選者はジャーナリストの上杉隆氏。

「まずは、7月に行われた主要先進国首脳会議、北海道洞爺湖サミット。日本は8年ぶりの議長国だったにもかかわらず、サルコジ仏大統領は福田康夫元首相との会談を見送り。代わりに中国・胡錦濤国家主席と話し合いの場を持ちました」

主要議題は環境問題だったわけだが、結果的には世界の中での中国の地位向上、日本の地位低下が浮き彫りとなったサミットだったといえる。

「次に9月の首相交替。以来、内閣支持率は下がる一方ですが、来年10月までには必ず行われる総選挙を考えるとかなり厳しい状態。年金問題にしても『一般会計と特別会計の総計212兆円の1割を節約して財源とする』という案を出している民主党に対し、自民党はすでに『財源は増税で』と明言していますし。過去の総選挙を見ても、消費税でも年金問題でも国民のサイフに直結するテーマで争うと与党が負けるというデータもあるんですよ」

衆議院の任期は来年9月まで。任期満了という追い込まれた状態での総選挙となると自民党はますます厳しくなりそうだ。

「最後にオバマ氏の米大統領当選。彼は『イラクから撤退しアフガニスタンに増派する』と言っています。当然、日本に対する自衛隊派遣への圧力も今後大きくなるでしょう」

オバマ氏の大統領就任は来月20日。開会中の臨時国会で議題になっている新テロ特措法が、オバマ氏就任によってどのように影響するのか要注目だ。

年明けはこれら3つのトピックの動向に目を向けつつ、日本の政治の行方について考えてみてはどうだろう。


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